出版社内容情報
教員の質量低下が深刻化し、教員志望の学生のレベルダウンも著しい。その根底には、教員・生徒・保護者の、学校という場への意識の変容??「逃走」がある。気鋭のジャーナリストが丹念な現場取材をおこない、教育改革に必要な策を提示する。
【目次】
内容説明
「先生」がいなくなる…。危機に瀕する教育現場の今に迫る!経済や社会構造の変化は学校の役割を肥大化させ、教員の負担は激増した。その結果、教育だけではなく、生徒、保護者の「学校からの逃走」が進んでいる。元教員である著者による、当事者への丹念なヒアリングから、教員志望者や教育実習の現状を浮き彫りにし、教育と社会の未来を考える、画期的リポート。
目次
第1章 子どもの「逃走」が進んでいる
第2章 保護者も学校から遠ざかっている
第3章 教員も学校から遠ざかっている
第4章 なぜ教員志願者が増えないのか
第5章 教員になるために何を学んできたのか
第6章 教育実習の今
第7章 それぞれの立場にとっての教育実習
第8章 教育実習の温故知新―戦前・終戦直後の実習記録から現状を考える
著者等紹介
朝比奈なを[アサヒナナヲ]
東京都出身。筑波大学大学院教育研究科修了。公立高校の地歴・公民科教諭として約20年間勤務した後、大学非常勤講師、公立教育センター勤務、高校生・保護者対象の講演等幅広い教育活動に従事。その体験と取材をもとに『内外教育』(時事通信社)、『月刊高校教育』(学事出版)他で連載を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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