内容説明
「ウルトラマン」の意匠世界を構築した芸術家が自身の造形美術を語りつくしたあの伝説の名著が、ついに改訂・復活!
目次
1 ウルトラマンの死―ウルトラマンとは何か
2 幼少、青年期の記憶―僕が美術学生のころ
3 東宝・東映特撮時代―特撮と現場
4 夜明けの怪獣たち―怪獣デザイン三原則の確立
5 マンからセブンへ―ウルトラシリーズへの挑戦
6 わが造形美術―日本のモンスター・鬼
著者等紹介
成田亨[ナリタトオル]
1929年9月3日生。1950年武蔵野美術学校(現:武蔵野美術大学)に入学。1954年同美術学校卒業後、同研究科に進み自身の芸術活動を行う中、映画『ゴジラ』に美術スタッフのアルバイトとして参加、以降、多くの映画特撮美術に携わるようになる。1965年からは『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』に実質的な美術総監督として参加し、ヒーロー、怪獣、メカなどのデザイン全般を手がける。大阪万博「太陽の塔」内部の「生命の樹」をデザイン。その後も「突撃!ヒューマン!!」「円盤戦争バンキッド」などを手がけながら全国各地で自身の作品の個展などを開催。1990年京都府大江山に「鬼のモニュメント」1993年岩手県北上市「鬼の館」に鬼のレリーフを制作。成田の独創的な造形美術は、今なお多くのアーティストにさまざまな形で影響を与え続けている。2002年2月26日、多発性脳梗塞により永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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