特撮と怪獣―わが造形美術 (増補改訂版)

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特撮と怪獣―わが造形美術 (増補改訂版)

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845636235
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

内容説明

「ウルトラマン」の意匠世界を構築した芸術家が自身の造形美術を語りつくしたあの伝説の名著が、ついに改訂・復活!

目次

1 ウルトラマンの死―ウルトラマンとは何か
2 幼少、青年期の記憶―僕が美術学生のころ
3 東宝・東映特撮時代―特撮と現場
4 夜明けの怪獣たち―怪獣デザイン三原則の確立
5 マンからセブンへ―ウルトラシリーズへの挑戦
6 わが造形美術―日本のモンスター・鬼

著者等紹介

成田亨[ナリタトオル]
1929年9月3日生。1950年武蔵野美術学校(現:武蔵野美術大学)に入学。1954年同美術学校卒業後、同研究科に進み自身の芸術活動を行う中、映画『ゴジラ』に美術スタッフのアルバイトとして参加、以降、多くの映画特撮美術に携わるようになる。1965年からは『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』に実質的な美術総監督として参加し、ヒーロー、怪獣、メカなどのデザイン全般を手がける。大阪万博「太陽の塔」内部の「生命の樹」をデザイン。その後も「突撃!ヒューマン!!」「円盤戦争バンキッド」などを手がけながら全国各地で自身の作品の個展などを開催。1990年京都府大江山に「鬼のモニュメント」1993年岩手県北上市「鬼の館」に鬼のレリーフを制作。成田の独創的な造形美術は、今なお多くのアーティストにさまざまな形で影響を与え続けている。2002年2月26日、多発性脳梗塞により永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

82
1995年に上梓されたインタビュー集を2021年に増補した書籍。モノクロ絵画の他、生い立ち、彫刻、ウルトラ怪獣や未完成作品への想いを収録している。彫刻家としての葛藤や円谷プロへの不信なども収録され、人間としての成田亨を深く掘り下げている良書。たいへん面白かったですね。2023/11/14

Bugsy Malone

75
「ウルトラQ」の途中からウルトラシリーズの美術総監督としてウルトラマンや数多の怪獣をデザインした成田亨さんの自伝。第一章の「ウルトラマンの死」に記されたウルトラマン鎮魂歌は芸術家としての成田亨さんからの胸が詰まるような叫びだと感じ、本文でも時折あらわにする円谷プロとの確執は、読んでいてとても哀しい気持ちになる出来事です。それでも生い立ちから怪獣デザインを始める経緯、ご自身で決められた三原則のもとに怪獣デザインをなされた当時のお話はわくわくする程面白い。巻末にはご子息の俳優成田カイリさんが増補改訂版に→ 2022/05/18

ホッパー

57
シンウルトラマンで反映されている部分への理解が深まった。どういう考え方でウルトラマンや怪獣のデザインがされていたのか分かっていくのがとても面白い。2022/05/29

マーブル

9
本書は「ウルトラマンの死」という章で始まる。  シンプルな形で産み出されたウルトラマンのデザイン。角をつけたり(ウルトラマンタロウのことか)、髭をつけたり(キングだろう)、乳房を出したり(母ですね)してはいけない。ラーメンをかかげたりしてはいけない。そんな詩をウルトラマン鎮魂のモニュメントに刻む成田亨。  自分の作品の扱いに対する不満。自身の言動への誤解や、待遇についての鬱憤。プライドも感じつつ、うまく立ち回れなかった姿も見えてくる。2025/04/08

北白川にゃんこ

5
ふむまさに職人という事か。一般人からは分からない芸術性に満ちている。偏屈さを持ちながらもユーモアも有している。そんな人のように思えた。2022/07/02

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