朝日新書<br> 「言った者勝ち」社会―ポピュリズムとSNS民意に政治はどう向き合うか

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朝日新書
「言った者勝ち」社会―ポピュリズムとSNS民意に政治はどう向き合うか

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953223
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

民意とは何か。国民民主党の躍進はSNSによるものなのか。80年代の中曽根政権、2000年代の小泉政権、安倍政権での「民意」を軸に、各党の世論調査や情勢分析のほか、参政党、日本保守党も含めた動向を分析。派閥・中間団体が消滅した現代日本の権力奪取の構図を独自取材で追う。

内容説明

各政党は「民意」をどう分析しているのか?最新の世論調査と情勢調査で見るリアル・ポリティクス 大衆社会における個人の「原子化(アトム化)」が進む今、政治の世界、とりわけ選挙では、短い言葉でメリハリの利いたことを言った方が「勝ち」となる。たとえそれが、実現不可能であったとしても、だ。ポピュリズム(大衆迎合主義)によって民意をまとめる手法は危ういが、SNSによる虚実ないまぜの膨大な情報は、選挙のあり方を変えている。派閥・中間団体が消滅し、ポピュリズム的傾向を強める現代日本の政治状況を、独自取材で追ったノンフィクション。

目次

序章 民意とは何か―現在に続く中曽根康弘の嘆き
第1章 SNSと動画サイト―2024年の選挙を振り返る
第2章 世論調査と情勢調査―マスコミと政党はどのように選挙分析しているか
第3章 中間団体の衰退とポピュリズム―SNS民主主義の危険性を考える
第4章 岩盤支持層と分断的手法―55年体制以降の「人気取り」の変遷
第5章 派閥を解消した自民党―一気に力を失う「大物」たち
第6章 「砂の民意」のもとで進む多党化―参政党の「オーガニック信仰」と神社崇拝etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
80年代の中曽根政権、00年代の小泉政権、安倍政権での民意を軸に、各党の世論調査や情勢分析、参政党や日本保守党も含めた動向を分析した1冊。民意とは何か。国民民主党の躍進はSNSによるものなのか。SNSと動画サイトが注目を集めた24年の選挙を振り返りながら、マスコミと政党はどのように選挙分析しているか、中間団体の衰退とマスコミ不信によるポピュリズムの台頭、55年体制以降の人気取りの変遷から、自民党が派閥を解消した影響、与野党トップが中道路線という状況で、政権交代ではなく多党化へ向かう解説は興味深かったです。2025/07/05

どら猫さとっち

17
ちょうど、参院選が近いときに読み始めた。SNSや動画サイトを駆使した選挙が、昨年かつてない結果を生み出した。しかし、それは恐ろしい事態を引き起こすことにつながった。私たちの民意は、SNSや動画サイトで反映されているのだろうか。かつて中曽根康弘がいう、粘土が砂になった時代、ポピュリズムによる大衆民主主義はどこに向うのか?これからの政治を知るうえで、本書はひとつの手がかりになるだろう。2025/07/20

Go Extreme

3
https://claude.ai/public/artifacts/7153b0ec-eeca-4edd-afdc-3f8f20a237de 2025/07/11

mm71

2
都知事選、兵庫県知事選、衆院選。2024年の石丸、斉藤現象、さらに国民民主、参政党の躍進を分析。町内会、労働組合、宗教団体といった中間団体の衰退、個人化の進展、さらにはポピュリズムを生むという考察が興味深い。政治的無関心層が関心を持ち、投票率が高まることはいいが、偽情報や陰謀論をもとに政治的行動を起こすことが増えてしまってはという危惧。比例やめて中選挙区制復活は確かにと思う。2025/08/01

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