朝日新書<br> 新しい戦前―この国の“いま”を読み解く

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朝日新書
新しい戦前―この国の“いま”を読み解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952288
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「新しい戦前」ともいわれる時代を知の巨人と気鋭の政治学者は、どのように捉えているのか。日本政治と暴力・テロ、防衛政策転換の落とし穴、さらには米中対立やウクライナ戦争をめぐる日本社会の反応など、戦後の転換期とされるこの国の今を読み解く。

内容説明

「新しい戦前」どころか、もはや「戦中」だ―。加速主義化する、この国の“いま”を問う。防衛政策を大転換した岸田政権の狙い、覇権国家・アメリカの凋落、激化する米中対立や泥沼化するウクライナ戦争が意味するものとは。そして、10年超続く日本政治の“1強体制”は、社会に何をもたらしたのか。“知の巨人”と“気鋭の政治学者”が、この国と世界の行く末を読み解くとともに、混沌とする時代に取るべき策を徹底検証する。

目次

第1章 「戦争できる国」になるということ
第2章 凋落する覇権国家の行方
第3章 加速主義化する日本政治
第4章 「自分らしさ」と「多様性」の物語
第5章 日本社会の何が“幼稚”か
第6章 「暴力」の根底にあるもの
第7章 この国はどこへ向かうのか

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授、昭和大学理事。東京大学文学部仏文科卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。神戸で哲学と武道研究のための私塾凱風館を主宰。合気道七段。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第3回新書大賞、執筆活動全般について第3回伊丹十三賞を受賞

白井聡[シライサトシ]
1977年東京都生まれ。思想史家、政治学者。京都精華大学准教授。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。著書に『永続敗戦論―戦後日本の核心』(講談社+α文庫、2014年に第35回石橋湛山賞受賞、第12回角川財団学芸賞を受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tamami

72
朝日新書という媒体で、内田樹、白井聡という二人が「国家の実相を斬る」といううたい文句で何を語るのか、怖いもの見たさ、ある種のマゾ的心性でつい手に取ってしまう。正直、読後感はよろしくない。言っていることは判らないでもないが、現代日本の政治・社会・経済に対する批判ばかりで、アジられるばかりである。批判の対象とならないのは著者たちばかり…。教育に関することに僅かな光明を見出す。曰く「学力とは学ぶ力である」。教育の本質は、子どもの中にそれを起動させる事にある。そういう方向で頑張っている主体を温かく見守って欲しい。2023/08/29

やいっち

55
知名の論客。異論反論多々だろう。日本社会を考える材料として読んだ。2024/06/05

とくけんちょ

47
対談本。対談本は、テーマを一つに絞って深く深く議論することはなく、テーマがコロコロと変わるが、本書もその類。しかし、さすがの2人。伝えたい想いを言葉にすることがうまい。最近は、いたるところで愚痴を聞く。この閉塞感に支配された時代をブレークスルーするには、大げさでも、大言壮語でもいい、夢を語る大人たちの頭数が必要だ。2023/09/30

tokko

41
みな政治には関心があると思うのだけれど、なぜか無関心に見えるのはどうしてなのでしょう。メディアの凋落、民衆のモジュール化、政治への諦め…。白井さんは確かに言葉がキツイと感じることもあるけれど、世界の現状をこれくらいハッキリと自分の言葉で語る人は今少ないと思います。特に国際情勢をどう読んだらいいか、非常に参考になる意見を読めました。2023/09/03

ta_chanko

33
資本主義の暴走により世界的に世知辛く息苦しい世の中になってきており、新たな社会体制への変革が望まれている。そんな中、資本主義の矛盾などを先鋭化させることで社会の破局を求める加速主義が多くの人の心の底から湧き上がってきている。そんな雰囲気が「新しい戦前」なのだろう。国内では停滞する経済と政治家を狙ったテロ、アメリカでも政治やジェンダーの問題をめぐる社会の分断、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻、北朝鮮のミサイル問題、台湾危機...。2023/11/16

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