朝日新書<br> 動的平衡は利他に通じる

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朝日新書
動的平衡は利他に通じる

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953087
  • NDC分類 404
  • Cコード C0245

出版社内容情報

わたしたちの「いのち」はどこへ行くのか――生命の深奥と生物の利他性を捉え、動的平衡の行く末を示す、著者の新たな境地生命の基本原理とは、他者のエントロピー(乱雑さ)排出を、もういちど秩序あるものに作り返して成立する互恵的な関係性にある。動的平衡は利他性によって支えられており、進化も利他的共生が織りなしたものなのである――。生のさざ波に耳を澄ませ、人間と社会を静かに見つめた随筆集『ゆく川の流れは、動的平衡』に新たな序文を追加した、待望の新書版!<目次>新書化にあたって序1 生命の惜しみない利他性2 内部の内部は外部3 「記憶にない」ことこそ記憶4 追い立てるのではなく5 問い続けたい「いかにして」 6 やがては流れ流れて

内容説明

生命は流れに浮かぶ“うたかた”である―動的平衡の行く末を示す、著者の真骨頂!生命は、他者のエントロピー(乱雑さ)排出を、もういちど秩序あるものに作り返して成立する互恵的な関係性をもつ。動的平衡は利他性によって支えられており、進化も利他的共生が織りなしたものなのである―。生のさざ波に耳を澄ませた随筆集。

目次

1 生命の惜しみない利他性 2015.12.3…2016.7.7
2 内部の内部は外部 2016.7.14…2017.2.16
3 「記憶にない」ことこそ記憶 2017.2.23…2017.9.21
4 追い立てるのではなく 2017.9.28…2018.5.31
5 問い続けたい「いかにして」 2018.6.7…2018.12.27
6 やがては流れ流れて 2019.1.10…2020.3.19

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京都生まれ。京都大学卒。青山学院大学教授、ロックフェラー大学客員教授。分子生物学専攻。ハーバード大学医学部フェロー、京都大学助教授などを経て現職。『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)で、サントリー学芸賞、および新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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流石全次郎

11
毎週1回、朝日新聞に掲載された生物学者福岡伸一先生のコラムの集大成。1回の掲載が新書の1ページに収まっていて、前書き目次を含んで236ページに及ぶ。以前からわかり易くきれいな文章を書かれる方だと思っていたけど、ご本人が蓄積されている古典文学、数学、物理学、美術、歴史等々、知識と教養の引き出しがさらりと開かれ優しく語られる。連休で固めて読んだけど、手元に置いてぱらぱら読むとより楽しく読めたかもしれません。2025/05/05

ざっく

9
コラム集だったので、体系的に動的平衡をについて学べる本を読んでから読めばもう少し理解できたかな。先日、大阪万博に足を運んできたばかりだったので、筆者のパビリオンに目を通すことができず残念。宇宙の大原則であるエントロピー増大の法則に抗い破壊、分解をすることで動的平衡を作り出している。動的平衡は、利他性により維持されている。『利己的な遺伝子』と逆の内容が書かれているように見えるが、通じるところは一緒かもしれない。利己性と利他性は表裏一体だよなと思う。2025/05/10

Asakura Arata

6
朝日新聞掲載のコラム集。楽しそうに生きている先生が推測されて幸せな気持ちになった。2025/05/05

ine

5
当然と思い込んでる価値観が、生物学的な観点で次々打ち破られる爽快感とそして安堵感。自然の実像を知る事は、客観的に今を生きる人の考えや姿勢を浮き彫りにします。例えば「三高男」が持て囃された一時期を例に、女性に著者は呼びかけます。「そんなものに惹かれるのはおやめなさい。山が3つあれば、谷は4つある」。納得(笑)また破壊と創造が前提の動的平衡の感覚では、破壊が想定されてない高層建築は危険だと警鐘を鳴らします。 果たして人間だけ他の生物とは違う特別な存在なのか、自滅を選んでないか。新しい視座を与えられた本でした。2025/05/09

ぐらん

2
新作と思って購入したが、以前読んだ朝日新聞のコラムを纏めた「ゆく川の流れは、動的平衡」の新書アップデート版だった。2025/03/25

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