朝日新書<br> 数字じゃ、野球はわからない

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朝日新書
数字じゃ、野球はわからない

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952981
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

昭和から令和、野球はどこまで進化したのか?──「優勝請負人」工藤公康が、データと最新理論にとらわれた野球界を斬(き)る! さらに自身の経験をもとに、いつまでも色あせない野球の魅力も紹介。新参からマニアまで、ファン必読の野球観戦バイブル。

内容説明

投球のコースや球種、打救速度や軌道―。「数字」やデータでは測れない“野球の奥深さ”を探求する。計測装置も進化を続け、すぐに情報が手に入る現代。野球界でも、科学的なアプローチが重視されるようになった。“データ活用”と“現場”の両方を知り尽くした「優勝請負人」は、“新時代の野球”をどのように捉えているのか?

目次

第1章 野球は進化しているか?(変化は進化か?;フライボール革命は本当に「革命」か? ほか)
第2章 NPBはMLBを超えられる!(なぜ大リーグを目指すのか?;引退後を「計算」すると… ほか)
第3章 古くて新しい「配球」の基本(投手対打者は「読み合い」の勝負;「困ったらアウトロー」は昔話 ほか)
第4章 今、求められている監督・コーチ像とは?(選手の「なりたい自分」を知る;データがコーチの説得力につながる ほか)
第5章 培われた「プロ」としての野球観(野球に「流れ」はない;ファンが知らない情報を伝えるのが解説者 ほか)

著者等紹介

工藤公康[クドウキミヤス]
1963年愛知県生まれ。1982年名古屋電気高校(現・愛工大名電高校)を卒業後、西武ライオンズに入団。以降、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズなどに在籍し、現役中に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝き優勝請負人と呼ばれる。実働29年プロ野球選手としてマウンドに立ち続け、2011年正式に引退を表明。最優秀選手(MVP)2回、最優秀防御率4回、最高勝率4回など数多くのタイトルに輝き、通算224勝を挙げる。2016年には野球殿堂入り。2022年4月より筑波大学大学院博士課程に進学、スボーツ医学博士取得に向け研究や検診活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

50
データがますます前面に出てきている今の野球・ベースボール。数字を見せられると、何となく納得してしまうのが一般的かなと思う。もちろん、意味があることだと思う面と、それを受けて実践するのが、生身の人間であるということ。そこを思いださせてくる。イチローさんが言っていたように思うが「3割バッターも7割は失敗している・・」。ピッチャーもフォアボールを出すということ。そこには、身体面も精神面もあるということ。それらを淡々と述べられているのがいい。2025/04/06

Shoji

32
私が好きな野球解説者は、工藤公康さん、江川卓さん、里崎智也さん、古田敦也さんの四名だ。非常に理論的で分かりやすい。難しい単語も使わないし、データだけ示してそれで終わらせない。この本も、まさにその通りの本だった。選手や監督、コーチがデータを見ないで、何を見ているかが書かれていました。FA権を得た選手がメジャーリーグを目指す理由、二番打者最強説とは、今の投手は多くの球種を投げる理由など、興味を引くものが多くありました。2025/03/19

とも

16
投手、監督どちらも大いなる実績を残した工藤公康の著書。配球の考え、現代のデータ野球との接し方あたりが面白い。 これだけの人だから自慢の一つもありそうだが一切ない。ソフトバンクホークスの持ち上げもない。謙虚の塊みたいな人。こういう人になりたい。2025/03/27

Emkay

13
予想はしていたが、タイトルが示唆するような観念論ではなく、著者の長年にわたる現役、監督生活から得た選手やチームの力を伸ばすために大切なことをまとめた本。その一環として、セイバーメトリクスとして人気のあるOPSやゾーン別打率だけでは打者を打ち取れるわけではなく、配球や調子やランナーがいる場面の傾向等を総合して読解することが肝要だと説く。選手・監督として昭和から40年間現場にいた野球人の言葉だけに、説得力満点。変わりゆく選手-コーチ間の関係の解説も興味深い。2025/05/06

nishiyan

9
現役・監督で16回の日本一を経験した工藤公康氏の野球本。データ偏重の現代野球に一石を投じるものかと思いきや、数字を大事にしつつも、数字では現われない気持ちの部分(モチベーションの維持など)や体力の重要性といったものが解かれていたのは面白かった。短期決戦の無類の強さは数字にこれらの要素を加味した用兵の妙にあったのだろう。配球について考え始めたのはダイエーに移籍してからというのは興味深かった。伊東勤という名捕手から離れたことで見えたもの、広岡達朗氏への感謝など、黄金期のライオンズの強さが垣間見えたのも良き。2025/04/28

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