朝日新書<br> 地政学の逆襲―「影のCIA」が予測する覇権の世界地図

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地政学の逆襲―「影のCIA」が予測する覇権の世界地図

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  • サイズ 新書判/ページ数 568p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952707
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「地理」は次の「歴史」を予見する??
地政学の名著、待望の新書化!

なぜウクライナはロシアを変える存在なのか。なぜイランとイスラエルは対立するのか。なぜ、米国はこれほどまでに分断が深まってしまったのか??。

かつてないほどに政治的基盤が揺らぐ今、「地政学」の重要性が高まっている。

イアン・ブレマー氏が率いる「ユーラシア・グループ」上級顧問の著者が、長年にわたる取材体験と歴史的思考を往還し、世界が向かうべき方向を示す。

内容説明

地理は次に起こる「歴史」を予見する―世界情勢の行方を描く、地政学の決定本!なぜイランとイスラエルは対立するのか?なぜウクライナはロシアを変える存在なのか?イアン・ブレマー氏率いる「ユーラシア・グループ」上級顧問の著者が、縦横無尽な取材体験と歴史書の読み解きを通し国際政治の大局を示す。

目次

失われた地理感覚を求めて
第1部 空間をめぐる競争(ポスト冷戦の世界;地理の逆襲;ヘロドトスとその継承者たち;ユーラシア回転軸理論;ナチスによる歪曲;リムランド理論;シーパワーの魅惑;空間の危機)
第2部 二一世紀初めの世界地図(ヨーロッパの統合;拡大するロシア;大中華圏;インドのジレンマ;中軸国家イラン;旧オスマン帝国)
第3部 アメリカの大戦略(岐路に立つメキシコ)

著者等紹介

カプラン,ロバート D.[カプラン,ロバートD.]
1952年、ニューヨークのユダヤ系の家庭に生まれる。コネチカット大学卒業後、地方紙記者を経てチュニジア、イスラエル、東欧、中東、ポルトガル、ギリシアなど数多くの国を旅する。1980年代以降はイラン・イラク戦争、アフガニスタン戦争、アフリカを取材し、国際ジャーナリストとしての地位を築く。2012年より米民間情報機関、ストラテジック・フォーカスティング(ストラトフォー)に所属し、地政学のチーフアナリストとして活躍している。2008~12年には新アメリカ安全保障センターの上級研究員、2009~11年には米政権ブレーンとして、国防総省・防衛政策協議会のメンバーを務めた。2011年、『フォーリン・ポリシー』誌の「世界を考える100人」に選出される。国際情勢や旅行記など多数の著作を手がける

櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒、オックスフォード大学経営学修士。都市銀行などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

112
戦争は戦う国双方の地理と歴史に制約されるとする地政学の主張は、軍事技術の高度化で時代遅れになると見なされてきた。しかしウクライナやガザでの戦争を予言した本書は、戦争指導者の心理や思考法こそ地政学に縛られていると明らかにする。戦争が他の方法による政治の一手段ならば、政治家は国益私益共に最大の政治的効果を上げる終わり方を追求する。つまり人間の分断を表現する地図上で、自国が最大限の政治的利益を上げる絵を描かんとするのだ。マッキンダーやマハンらの古典的地政学は、戦争指導の研究には今なお有効であると納得させられる。2024/08/31

エジー@中小企業診断士

8
山脈や河川、天然資源等の地理的要素は文化・国家の動向を左右する。地理は政治経済から軍事まであらゆる事象を空間的に捉えることで本質に迫ることが可能。地形が文明を作る。地図とは人間の分断を空間的に表現したものであるが散文と同じくらい主観的。マッキンダー、マハン、スパイクマンなどの地政学者の理論(ハートランド、リムランド)を総括しつつ、ヨーロッパの統合、拡大するロシア、大中華圏、インド亜大陸、中軸国家イラン、旧オスマン帝国トルコの地理と歴史を論ずる。最終章のアメリカの今後の戦略としてメキシコとの有機的連携を示す2025/04/19

in medio tutissimus ibis.

3
地政学と聞いて連想される様な決定論と暴力のトーンは抑えて、むしろ歴史を作るのは人間の決定であることを前提に、その決定を限定する恒久的に不変な要素としての地理をどう扱うかという問題意識を持つことを読者に求めている。翻っていうと、ここに出てくる予測の類は全てのプレイヤーが最適解を打つことで不可避な争いもあるが概ね平和裏に世界変容が成し遂げられるという予想図であり、十年後にそうはならなかったのを見るのは少し悲しくなる。第一部最後の世界的な都市化とグローバル化が民族主義や異民族嫌悪を招いているという件は斬新な知見2025/03/18

artillery203

3
新書化に伴い改めて再読。前段では、それまでの地政学理論の展開を総括。後段では、ヨーロッパ、ロシア、中国などの地理、歴史に基づく展望を述べる。2012年に原著が出ている本書であるが、すでに現実となっている事、本書の予測からはずれている事等あるものの、その洞察はいまだに示唆に富むのではないか。特に、ヨーロッパ正面ではウクライナの次はポーランドがロシアの焦点となる事など、本書以降の出来事を我々が認識しているからこそ「なるほど」と思える。2025/01/13

ナオト

3
10年前に書かれた地政学の本を読む意義などあるのだろうか、と若干の疑念をもってこの新装版を手に取りましたが、ロシアのウクライナ侵攻の構図を分析したところなどは本書の白眉であり読み応えがありました。10年前に出版された本であるからこそ、この手の本にありがちな後出しジャンケン的な要素がないのも良いところ。2024/12/04

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