出版社内容情報
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで称されたわが国は大きく凋落し、購買力は1960年代のレベルまで下落した。経済大国から貧国大国に変貌しつつある日本経済の現状と復活策を、60年間世界をみつめた経済学の泰斗が明らかにする。
内容説明
あなたは既に「貧民」かもしれない―“瀕死の病人”日本経済の処方箋を示す!かつて、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで称されたこの国は大きく退潮し、購買力は先進国で最低レベルに落ち込んでいる。国民の多くが自覚のないままに、経済大国から貧困大国に変貌しつつある日本経済の現状と展望を、60年間世界をみつめたエコノミストが分析する。
目次
第1章 気がつけば、「プア・ジャパン」
第2章 昔はこうでなかった
第3章 これから賃金は上がるのか?
第4章 増大する財政需要と政治家の無責任
第5章 デジタル化の遅れが日本の遅れの根本原因
第6章 高度人材を日本に確保できるか?
第7章 日本再生のエンジンは、デジタル人材
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京生まれ。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学でPh.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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