出版社内容情報
34年の短い生涯で約2万5千もの俳句を残した子規。中には遊里や遊女を詠んだ句も意外に多く、そのような句においても透徹した観察眼が味わえる。ユーモアあり、反骨精神あり、ダンディズムあり。見つめるものをあるがままに切り取り十七音で詠む表現者。そんな子規俳句を縦横無尽に読む、松山・東京・道後にわたる全三夜の子規トーク!
内容説明
“生きてをらんならんといふもあつい事”表現者・子規の凄みとは?三十四年の短い生涯で約二万五千もの俳句を残した子規。中には遊里や遊女を詠んだ句も意外に多く、そのような句においても透徹した観察眼が味わえる。ユーモアあり、反骨精神あり、ダンディズムあり。見つめるものをあるがままに切り取り十七音で詠む表現者。そんな子規俳句を縦横無尽に読む、全三夜の子規トーク!
目次
第1夜 松山(子規に艶俳句;奥田的俳句観;主観と客観;俳句を楽しむ;松山の色里;欲望と風俗)
第2夜 東京(艶俳句の子規;等身大に描く;滲み出る運命;子規と女性;現実と妄想;表現者の宿命)
第3夜 道後(観察者子規;子規の写生;監督的解釈;時空間と感覚;生きている季語;子規の宇宙;「よもだ」対談)
推し十句
著者等紹介
夏井いつき[ナツイイツキ]
1957年愛媛県生まれ。俳人。俳句集団「いつき組」組長。2015年より俳都松山大使。創作活動や、俳句の種まき運動を続ける傍ら、MBS「プレバト!!」などで幅広く活躍
奥田瑛二[オクダエイジ]
1950年愛知県生まれ。俳優・映画監督。79年映画『もっとしなやかにもっとしたたかに』で初主演。以降、映画やテレビ、舞台で活躍。2001年、監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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