出版社内容情報
老親のエンディングや妻の老後にかかるお金……夫が計画しておきたい「家族のこれから」を、人気FPが自身の経験を交えて述べる。相続法や年金制度の改正で、思わぬ落とし穴もある複雑な仕組みの対応策をわかりやすく解説する。
内容説明
先立つ前に万全準備!人生後半戦、お金の不安をゼロにする。親の介護・見送り・相続や夫婦の年金・住まい、子どもの将来まで、頭が痛い問題が山積みになる定年前後。まだ元気なうちにやっておきたいポイントを著者の実体験を交えてわかりやすく解説。資産を守って安心老後を送るための必読書!
目次
序章 人生は想定外の連続
第1章 「親の終活」に備える
第2章 夫の年金を増やし、妻の受給額も増やす
第3章 夫婦の老活―お金・住まい・暮らし
第4章 やってはいけない介護
第5章 妻が“おひとりさま”になったら―見送りと相続
著者等紹介
井戸美枝[イドミエ]
CFP認定者、社会保険労務士、国民年金基金連合会理事。生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題が専門。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに雑誌や新聞に連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいきち
42
何となく目を背けたくなるような内容ばかりでしたが、だからこそ今から考えておかなければならない問題てんこ盛り…。人生いつどうなるか分からないので自分がいなくなった後のことまで考えて、「ウソはつかない」でおくという著者の話が印象的でした。節目節目で読み返しておこうかな…。2023/10/29
伊達者
4
プレゼントでもらった。大体理解したり経験したりしている内容なので自分的には確認程度で読み飛ばし。著者は,FP社会保険労務士の資格を持ち、本人65歳,夫69歳とのことで実体験談も盛り込まれている。カバーの写真は随分若く見えるが手に取る読者の心理を考えると少し微妙。類書は多い中で制度変更の多いこの分野で最新刊というところが売りかな。日本の社会保障は高齢者には本当に充実しているが知らないと損してしまうこともあるし、高齢者優遇の実態を知るためにもこの手の本は若い人も読んでおいた方が良い。2023/08/24
アカショウビン
3
モノや過去に引きずられないように二十歳の自分を想像することから「老後」は始まる。介護は580万円。介護休業の申請の要介護状態は、介護保険制度のそれと連動しない。親は互助会に入っているか?遺族年金はいくらか?介護に関しては、まず「地域包括支援センター」に相談。図表の「要支援・要介護の目安」が良い。訪問介護の対象にならないもの、に庭の草取りがあり、どうすればいいのか?と思っていると「シルバー人材センター」の紹介があり、全く目が行き届いた本だと感動した。「法定後見」「任意後見」「家族信託」制度は知らなかった。2024/08/26
takao
3
ふむ2023/08/10
チャウ子
3
老後のお金の問題を考えるのに良い本。2023/05/21