出版社内容情報
「世界一の教典」は、どろどろの愛憎劇だった!? 今、世界を理解するために必要な教養としての聖書、超入門編。ダビデ、ソロモン、モーセ、キリスト……誰もが知っている人物の人間ドラマを読み進めるうちに聖書がわかる! こんなにわかる!
内容説明
「新約は旧約の中に秘められ、旧約は新約の中で解き明かされる」聖書には、実在した歴史人物たちの愛僧劇が無数に描かれています。本書は、そんなどろどろの聖書の愛憎劇の中から、厳選したエピソードを51本集めた、いわばベスト・セレクションです。また、それらを通じて、聖書の全体像を把握できるつくりとなっています。
目次
第1章 イスラエルの族長たちの愛憎劇(偉大な「民族の父」は妻を2度も売った;正妻と女奴隷の確執が現代の民族紛争のもとに ほか)
第2章 イスラエル建国以前の愛憎劇(民族を虐殺する王に息子を引き取らせた女;人間と家畜の初子がすべて殺される災厄 ほか)
第3章 ダビデとソロモン時代の愛憎劇(人気と実力を兼ね備えた部下を憎む王;殺したい相手から王は2度もいのちを救われる ほか)
第4章 王国分裂とバビロン捕囚時代の愛憎劇(偉大な王も恐れた神に選ばれた男の大罪;預言者を殺そうとして犬に食われた悪の王妃 ほか)
第5章 救世主イエスをめぐる愛憎劇(救世主誕生を恐れた王による大量幼児虐殺;洗礼者の生首を要求した魔性の踊り子 ほか)
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年、兵庫県生まれ。作家。英訳者。「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」編集長。京都大学在学中、『コズミック』(講談社)で第2回メフィスト賞を受賞。以後、著作多数。TOEICテストで満点を5回獲得。「社会人英語部」では部員のTOEIC平均スコアを900点台に導く。2020年7月20日に受洗し、カトリック信徒となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Francis
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