出版社内容情報
アリのように働いても、老後を公的年金だけで過ごすことは絶対不可能。物価上昇・賃金下落・人口減少……複合的な要素が絡む「年金制度」の未来とは。さらに、コロナ禍でますます悪化する日本財政の末路を豊富なデータをもとに徹底検証。
内容説明
金融庁が公表した「老後2000万円報告書」、年金の仕組みや歴史的背景、将来年金の見通しまで徹底検証。少子高齢化への無策、雪だるま式の借金、円安インフレの危機…そして、コロナショックによる公的年金の運用赤字!未来の国民からお金を奪い続ける「問題先送り国家」の末路とは。アベノミクスやMMTに繰り返し警鐘を鳴らす著者が、誰も直視しようとしない不都合な現実を正面から斬る。
目次
第1章 老後2000万円問題(世間を騒がせた報告書;高齢夫婦無職世帯の割合 ほか)
第2章 公的年金の歴史と仕組み(年金は保険の一種;戦前の公的年金制度の歩み ほか)
第3章 絶対に実現しない年金財政の将来見通し(2019年年金財政検証;負担の押し付け合いの果てに ほか)
第4章 アベノミクスと年金(アベノミクスとは;マネーストックの増加ペースは変わらず ほか)
第5章 MMTと年金(「通貨安インフレ」を無視した理論;税は財源ではない? ほか)
著者等紹介
明石順平[アカシジュンペイ]
1984年、和歌山県生まれ、栃木県育ち。弁護士。東京都立大学法学部卒業、法政大学法科大学院を修了後、現職。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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