朝日新書<br> キリギリスの年金―統計が示す私たちの現実

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朝日新書
キリギリスの年金―統計が示す私たちの現実

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950888
  • NDC分類 364.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

アリのように働いても、老後を公的年金だけで過ごすことは絶対不可能。物価上昇・賃金下落・人口減少……複合的な要素が絡む「年金制度」の未来とは。さらに、コロナ禍でますます悪化する日本財政の末路を豊富なデータをもとに徹底検証。

内容説明

金融庁が公表した「老後2000万円報告書」、年金の仕組みや歴史的背景、将来年金の見通しまで徹底検証。少子高齢化への無策、雪だるま式の借金、円安インフレの危機…そして、コロナショックによる公的年金の運用赤字!未来の国民からお金を奪い続ける「問題先送り国家」の末路とは。アベノミクスやMMTに繰り返し警鐘を鳴らす著者が、誰も直視しようとしない不都合な現実を正面から斬る。

目次

第1章 老後2000万円問題(世間を騒がせた報告書;高齢夫婦無職世帯の割合 ほか)
第2章 公的年金の歴史と仕組み(年金は保険の一種;戦前の公的年金制度の歩み ほか)
第3章 絶対に実現しない年金財政の将来見通し(2019年年金財政検証;負担の押し付け合いの果てに ほか)
第4章 アベノミクスと年金(アベノミクスとは;マネーストックの増加ペースは変わらず ほか)
第5章 MMTと年金(「通貨安インフレ」を無視した理論;税は財源ではない? ほか)

著者等紹介

明石順平[アカシジュンペイ]
1984年、和歌山県生まれ、栃木県育ち。弁護士。東京都立大学法学部卒業、法政大学法科大学院を修了後、現職。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

13
年金制度に加えて財政論を解説していき、いかにこれまでの日本の社会保障制度が低負担·中福祉であったことを紹介していく内容。結局負担増は嫌だけど給付を減らされたくない、という考えによって制度改正が行われないまま50年以上が経過し、当時将来に回されて先送りされたツケを今払わされている途中である。金利上昇によって国家財政に加えて各種社会保障制度が一旦持続不可能になってしまうリスクは今後も無くならない……2020/11/16

takao

3
株式市場は年金、日銀が投資して維持されている。低賃金・長時間労働が問題。☆でも、解決策は?欧米のような強い職能組合だと、若者の就業率が低くなるのでは?2022/09/04

脳疣沼

1
予想よりもまとも。政府や経営者が悪いとのことだが、負担を嫌がる大多数の国民こそが悪いと言った方がよく、それゆえに仮にMMT信奉者が間違っているとしたら、日本は終わりである。2022/08/29

二人娘の父

1
ウルトラネガティブ弁護士4部作読了。業務上、まとめたものを作成する予定だが、感想の範囲で言えることだけ。①ネガティブな思想はけっこうだが、混乱していることに気づくべき。「日本の財政再建など絶対に無理」と思うなら、消費税増税(とは明言していないが)を煽るような提言は矛盾ではないか。絶望しているなら、偉そうに本など出さず、山でもこもってればいい。②ブラック企業被害対策弁護団の一員であるならば、その最大の敵である経団連こそが、消費税増税推進の元凶であることについて、すこしは考えが及ばないのか。支離滅裂だ。2020/12/04

Akio Kudo

1
★★★★★ 財政のことがわかる本。なぜ紙幣はいくらでも発行しては行けないのかそれをわかりやすく解説している2020/11/15

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