出版社内容情報
仏像・絵画・寺院・城・工芸――ジャンル別「国宝の見方」基礎知識、日本誕生の鍵を握る「古代の国宝」たち、「国宝の仏像」に秘められたミステリー、「国宝名画」の謎を読み解く、「国宝なんでもナンバーワン」など総力特集!「芸術の秋」をもっと愉しむ一冊! 司馬遼太郎「街道をゆく」の世界も好評連載中。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっぱら有隣堂と啓文堂
10
あまり意識したことがなかった週刊朝日のムック。新聞の広告で見かけなかったら間違いなく買っていない。ネーミングからしてもあまりイケてない。それはそれとして。今年は1855年に幕府が海軍伝習所を長崎に作ってから170年という年である、そのあたりは改めて考えてみると新鮮な驚き。特集の内容自体に目新しいものはないが、保阪正康さんが「開戦を切望した海軍の蹉跌」として特別寄稿されていて、海軍国防政策委員会第一委員会の動きについて触れている。この辺りは不勉強なので少し掘り下げてみたい。完全保存版と謳うほどではないと思う2025/07/20