出版社内容情報
【文学/日本文学小説】〈新宿〉に、突如、古風な市街区が出現した。そこから現れる奇怪な生物と戦闘兵器に人々は拉致され、市街は破壊されていく。どうしても侵入できない〈凶市街〉へ入れるのは京也の念法のみ。さやかを救うため京也とメフィストは〈凶悪なる街〉に挑む!
内容説明
大学生の十六夜京也は、“新宿”の慈善病院でナースをしている羅摩さやかに頼まれ、中学生の少年を“治療”することになった。なぜならその少年は、念法でしか落とせない“もの”に憑かれていたからだ。ところが、世界を救えるほどの念法使いである京也ですら、少年を完治させることはできなかった。一体、少年に憑いた“もの”の正体は!?生者の国と死者の国を巻き込んだ、シリーズ最大の衝撃作!
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市 新宿」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
3
ああ狂戦士。2023/11/12
しゃお
2
このシリーズはそれほど巻を重ねていないせいか安定した面白さがありますね。 もっとも相変わらずの菊地節。最後の最後であっさりと決着。そしてメフィストはどこいったんでしょうね(汗2014/01/07
ひさか
1
シリーズ6巻め。魔界都市<新宿>、魔宮バビロン、騙し屋ジョニー、牙一族の狩人、地底都市<新宿>と続いて来た32年に渡る息の長いお話が素敵です。 大学生となった十六夜京也の阿修羅と念法は、今回も健在で、 面白かったし、とっても楽しめました。続いて欲しいシリーズです。2014/03/23
chunden
1
魔界都市シリーズは好きなんだけど、なんかもうあの子がいなけりゃ結構世の中は平和な気がするのはなぜ?まあ、あの子だからこそ、この程度で済んでるのかもしれないけど。2014/02/15
hiro
1
「何も知らずにかがやく星か」。こんな台詞があるから菊地作品はやめられない。2014/01/31