内容説明
虚無的な美貌の外見から“美しきブロンドの狼”と呼ばれる凄腕の殺し屋、キース・バーニング―そんな彼が現れたのは、傭兵時代に自分たちの部隊を敵に売った上官が住んでいる、とある惑星。3年がかりで追いつめて、ついに仲間の敵を討てる―はずだったのだが…。ハードボイルドに登場した主人公が、ずるずるとお笑い世界に巻き込まれていくSFコメディーが、著者デビュー30周年に復活。
著者等紹介
火浦功[ヒウラコウ]
1956年11月14日、広島県三原市生まれ。1980年に『瘤辨慶二〇〇一』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダージリン
4
直球なギャグなのに、けっこう大笑いしました。「アンダー・ザ・バッドサイン」が特に・・・。全体の設定にも懐かし感が漂ってました!2011/01/06
しゃお
3
短い書き下ろしを加えて再び復活したトリガーマン。何度読んでもおかしいハードボイルド風ギャグSFを堪能。しかし復刊ばかりじゃなくて、あれとかこれとかの続きが読みたいっ!2011/01/09
poncho555
2
この人の作品は毎回新作であるかの様に新鮮に読めるな。何故かはあえて問わないでくれ(´・ω・`)2010/12/21
なつき
1
あーいいなーこういうC調。ハードボイルドの横で笑いすぎて悶絶してるのが、ありありと想像できて楽しい。この調子でガルディーンも書いてくれ。ついでに高橋さん、傀儡待ってます。2010/12/23
泥山
0
表紙買いしました。予想外の面白さ。一人でハードボイルドしてる主人公が笑いを生みます。火浦先生の作品は初めて読みましたが、他の作品も読んで見たいです。挿絵が綺麗なので、楽しさが増しました。2013/05/05