内容説明
己の内の獣を目覚めさせた青年、大鳳吼と久鬼麗一の修羅の旅は続く。何をすればキマイラ化を避けられるかはわかった。それには、「天のチャクラ」で鬼骨を抑えるだけでなく、ソーマという薬草を併用しなければならない。だが、その方法は、遠く、中国大陸奥地の「雪蓮の民」のみが知る。そして、それがわかる前に、久鬼は運命の時を迎えてしまい、大鳳にもまた、その苦境が迫っているのだった。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県小田原市生まれ。東海大学卒業。77年『カエルの死』でデビュー後、シリーズ人気作品を発表し、今日に至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐうぐう
22
真の物語というものは、到底作者の手に負えるものではない。逆に言えば、コントロールできているうちは、まだ真の物語ではないということだ。そういう意味で『キマイラ』は夢枕貘にとって、早い段階から手に負えない物語になっているはずだ。その象徴的なキャラクターが、菊池良二ではないだろうか。物語の冒頭に登場したとき、菊池は小者に過ぎなかった。大鳳吼の成長と久鬼麗一の凄みをわかりやすくするための存在であり、そのうち消えていなくなっても不思議でない、その程度のキャラだった。(つづく)2017/07/03
nmt
16
過去の人間関係や今何が起きてるか等かなりの新情報が明かされる激アツ巻。ここに至るまで度が過ぎるほど丁寧に描かれてきたキャラクターたちに次々と出番が回って来てるのも最高。岩さんや涼子といった非戦闘員?も良いキャラ揃いなのも素晴らしい。前巻で一旦飽きそうになったものの、ここでまたシリーズ熱復活。2026/05/04
hana
2
菊池気持ち悪い・・・。2017/09/01
結きち
1
5に続き爺率が高い。九十九がんばれー!2012/04/15
沙絃亞樹
0
物語のスケールが、ますます広がって続きを読むのが楽しみです。2015/04/23




