出版社内容情報
北朝鮮の挑発に翻弄される国際社会。激化するトランプと金正恩の言葉の応酬から戦争に発展するリスクはないか。日本と韓国の核武装化はあるのか。制裁に懐疑的な中ロなど各国の思惑が錯綜し、異様な緊迫に包まれる国際情勢を外交のプロが徹底討論。
内容説明
北朝鮮の核保有容認にしろ、先制攻撃にしろ、「日米べったり」にこそ真の危険が潜んでいる!トランプの「忠実なお供」と見られている日本。安全保障の根幹に触れる国家の危機が迫る今、日本人の基礎体力と感性の低下が、より深刻な事態を招いている。大国に割って入る知恵と戦略を持つにはどうすべきか。6者協議をはじめ、北朝鮮、中国と激しい外交交渉を行った元外務事務次官と人気作家が緊急ガチンコ対談!
目次
第1章 北朝鮮とアメリカ―今そこにある戦争の危機
第2章 日本の上空を北朝鮮のミサイルが飛んだ日
第3章 北朝鮮の核容認論と日本の核武装論
第4章 小泉訪朝と6者協議―あのとき何が起きていたのか
第5章 北朝鮮の真相―リーダーの頭の中、民衆の本音
第6章 変貌する中国とのつき合い方
第7章 海洋をめぐる戦い―尖閣問題と東シナ海
第8章 二つの顔を使い分けるしたたかさ
著者等紹介
藪中三十二[ヤブナカミトジ]
1948年、大阪府生まれ。立命館大学特別招聘教授、元外務事務次官。人材育成のための「藪中塾グローバル寺子屋」主宰
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。在ソ連大使館勤務などを経て、北方領土問題など対ロシア外交で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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