出版社内容情報
アベノミクスはひと言でいえば「バブル」政策。引き返せない異次元緩和、不穏な世界経済。このいやな予感の先にあるものは。
内容説明
日銀の異次元緩和は完全に失敗した。バラマキ復活で成長教から覚めない日本。「一発屋」の発想ではもう国が持たない!この国には技術も知恵も、大きな底力もある。高度成長という巨大な成功体験を引きずり、アベノミクスのバブル「一発」に賭けるほどおろかなことはない。綱渡りの財政を続ける「いやな予感」の先にあるものは?そして日本人はなぜいつもこうなのか?渾身の論考!
目次
序章 「一発屋」になった日本(ちゃぶ台返し、首相の「新しい判断」;「アベノミクスのエンジンをふかす」ために28兆円 ほか)
第1章 高度成長「巨大な一発」の幻影(消費増税先送りという無責任;前借り経済の危うい未来 ほか)
第2章 黒田日銀、失敗の本質(非論理的な「異次元緩和」;マイナス金利導入と「インパール作戦」 ほか)
第3章 バブル経済の正体(バブルという「一発屋の時代」;江戸時代にもあった?アベノミクス ほか)
第4章 一発屋からの脱出(「四半期決算化」するニッポン;東日本大震災の復興が、なぜバブル化したのか ほか)
著者等紹介
原真人[ハラマコト]
1961年長野県生まれ。早稲田大学卒。日本経済新聞社を経て88年に朝日新聞社に入社。経済記者として財務省や経産省、日本銀行などの政策取材のほか、金融、エネルギーなどの民間取材も多数経験。経済社説を担当する論説委員を経て、現在は編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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