朝日新書
財務3表図解分析法

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022736857
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C0234

出版社内容情報



國貞克則[クニサダカツノリ]

内容説明

財務3表を図式化すれば、経営状態が手に取るようにわかる!ベストセラー『財務3表一体分析法』を全面改訂。貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)をオリジナル図にし、キャッシュフロー計算書(CS)から経営者の意思を読む。「期間比較」や「同業他社比較」など多角的な分析法を紹介、グローバル時代に合わせて超巨大多国籍企業も俎上に載せる。『増補改訂財務3表一体理解法』との併読がおすすめ。初読者も既読者も、そしてすべてのビジネスマン必読!

目次

第1章 財務分析の考え方を知ろう(財務諸表には何が書かれているか;会社にとって大切な4つの数字 ほか)
第2章 「財務3表図解分析法」―基本編(自動車業界を例にとって)(1社1期分の分析方法(図解分析とデュポン・モデルを組み合わせる)
同業他社比較(同業他社と比較すれば評価ができる) ほか)
第3章 「財務3表図解分析法」―発展編(多くの事例を見てセンスを磨こう)(NTTドコモ‐ソフトバンク;アップル‐ソニー(IBM) ほか)
第4章 「財務3表図解分析法」―参照編(図解すれば特徴が一目でわかる)(超優良企業の特徴(ユニクロ‐ニトリ)
安定経営型と積極投資型(帝国ホテル‐パレスホテル) ほか)
第5章 財務分析のための補足(財務分析指標の補足説明;投資家にとって大切な分析指標 ほか)

著者等紹介

國貞克則[クニサダカツノリ]
1961年岡山県生まれ。東北大学機械工学科卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント建設事業部、人事部、鉄鋼海外事業企画部、建設機械事業部などで業務に従事。1996年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータコーポレーションを設立。日経ビジネススクールなどで公開セミナーやeラーニングの講座を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuma Usui

27
BSとPLはデュポン・モデルで、CSは営業、投資、財務CFで評価するなど、財務諸表で企業を分析する実践的な方法を紹介している。ソフトバンクとNTTドコモの比較では、ソフトバンクの資産のほうが遥かに大きく驚いた。また、粉飾の手口としてどの項目をどう弄るのか紹介しており面白い。外資系と日系企業の比較も行なっており、外資系の株主への還元額が非常に大きなことにも驚いた。資本家と労働者で金回りが全く違うのも頷ける内容だった。資本主義の凄みを感じだけど、これからは資本より知識が大切との記述や分析もあり考えさせられた。2019/08/16

yutaro13

25
今更ながら会計のお勉強その2。『財務3表一体理解法』の姉妹編。具体的な企業の財務諸表を分析していくこちらの方が読み物としては面白い。財務分析の基本はROE、財務レバレッジ、総資本回転率、当期純利益率、CSのパターン確認。個人的に苦手意識があるのは純資産関連で、シャープの「DESと無償減資による欠損補填」といわれても(私にとっては)謎の用語の羅列だったが、前著も復習しつつ本書の解説を読めば何とか理解もできる。今までちゃんと読んだことのなかった株主資本等変動計算書も大事ですねぇ。2020/06/06

異世界西郷さん

16
以前読んだ本で「財務諸表について知りたいならこの本」と紹介があったので読んでみました。個人的には、この本は電子書籍よりも紙本で読むことをオススメします。何回か前ページに書かれた図表に戻される場面があり、電子書籍だとメチャクチャ面倒くさくなります。財務諸表の読み方について丁寧に書かれており「なるほど」となる部分もありましたが、私のような初心者には聞き慣れない言葉が多数あるため読み込みが必須であろうと思います。ただ、結局は会社の価値というものは数字ではなくそこに働く人達なのだろうと思いました。2020/10/11

西

16
ビジネス会計検定試験のため読了。理解出来てくるとIR情報とか見るのも面白いだろうなと思う。ソフトバンクの急成長を見ると、孫さんの凄さ(異常さ)を感じずにはいられない2018/04/28

ヒロキです

10
財務三表の解説本。冒頭投資CFは+が保有設備や有価証券売却でのCASHインで、−が設備投資や有価証券購入を指し、経営の方向性を見る際に大切であること。財務CFは+が借金や新株発行でのCASHインで、−が借金返済や配当によるもので、借入金の実行や返済か配当や自己株取得の2パターンが大きくある等が勉強になった。また現代の知識社会においては、かつてはBS左側は工場や設備等の固定資産や売掛金が大半の専業そのものだったのに対し、現在は現金や有価証券、のれんの3項目で半分以上占められているとのことも大事に感じた。2025/02/01

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