出版社内容情報
【社会科学/社会】会社に人生のほとんどを捧げる「会社単線社会」は不況や成果主義によって終わりを迎えつつあるが、現実には会社以外に居場所がない人が多い。しかし、それでは会社でうまくいかなくなると、人生までダメになってしまう。会社以外に「逃げ場」を作り、自分の人生を生き直す方法を考える。
内容説明
会社にさえ行けば幸せになれるという「会社一神教」は既に崩壊している。にもかかわらず、他の価値観・生き方を見つけられない日本人―。一度きりの、ほかならぬ「私の人生」を本当に充実させるためには、“逃げる”ことも一つの方法。上田教授が説く、正しい逃げ方と新しい生き方。
目次
第1章 私たちはなぜこんなに生きにくいのか
第2章 「できる人」より、「魅力的な人」になる
第3章 勇気を持って休む。すると見えてくることがある
第4章 過去の記憶が、自分を助けてくれることもある
第5章 子どもが「私」と「社会」をつなげる
第6章 共同体のしがらみをあえて引き受ける
第7章 絶対肯定できるものを見つけると、人の心は安定する
第8章 人生最後の20年を価値のあるものにする
終章 私たちの人生を、誰のものでもない私自身のものにするため
著者等紹介
上田紀行[ウエダノリユキ]
文化人類学者。東京工業大学リベラルアーツセンター教授。1958年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後「癒し」の観点を最も早くから提示して注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
おいしゃん
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
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