出版社内容情報
【哲学心理学宗教/心理】「お前は人間のクズだ」「切っても赤い血など出やしない」──幼いころから両親に罵倒され続けた結果、17歳から「うつ」に。以来約20年、入退院、自殺未遂を繰り返しながら、両親による心の支配と闘い続けた、エリート女医の驚愕の闘病記。
内容説明
人生を狂わせたのは、父母から浴びせられた罵りと蔑みの言葉だった!幼少期から全人格を否定され、親の呪縛のもとで成長した著者は心を病み、ついにエリートの座から転落してしまう!さらに、精神安定剤依存症と、患者の心の叫びを聞こうとしない精神医療によって、地獄の底へ―!いかに苦しみ、どのように脱出したか!?本書は、両親の精神的暴力と薬害による病と格闘した女医が渾身で綴った、壮絶極まりない闘病記である!!
目次
誕生後すぐに始まった父母の抑圧(乳児から小学校入学まで)
褒められないという「残酷」(小学校低学年)
「一緒に死ぬ!」障害児の弟をめぐる母の脅し(小学校卒業まで)
成績トップでも深刻化した「精神支配」(中学時代)
「自分がわからない」―境界性人格障害が…(高校時代)
母への感情が爆発(東大教養学部時代)
「オール・オア・ナッシング」の失恋(東大医学部医学科時代)
仕事を得てつかんだ平穏の陰で(研修医、病院勤務時代)
精神科の患者として閉鎖病棟へ(女子医大・心研の時代)
挫折で失った自信と可能性(東大大学院時代)
本格的な自殺企図(臨床医に復帰)
2度目の入院と「懲罰」
自傷行為と自殺未遂の日々
奈落の底からの脱出
著者等紹介
小石川真実[コイシカワマサミ]
1957年生まれ。17歳で境界性人格障害とうつ病を発症しながらも、82年に東京大学医学部を卒業。小児科を経て内科医に。卒業後も何度も症状が悪化したが、医師を続けてきた。現在も、残るうつ症状をコントロールしつつ、首都圏数カ所の病院に非常勤で勤務。「小石川真実」は筆名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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