出版社内容情報
不況、失業を克服し、経済成長を保証する経済理論は存在するのか? ケインズに始まり、フリードマン、クルーグマンまで14人の経済学者の人生と理論、実際の政策との関わりをたどりながら、経済学の可能性と限界について検証する。 PART01 現代経済学のカッサンドラ
第1章 ジョン・M・ケインズ① あるアウトサイダーの肖像
第2章 ジョン・M・ケインズ② 不確実性時代の予言者
第3章 ジョン・M・ケインズ③ 世界経済危機の「救済者」
PART02 アメリカのケインズ主義者たち
第4章 ポール・A・サミュエルソン 米国版ケインズ経済学の「黒幕」
第5章 ジョン・K・ガルブレイス 新しい社会主義の鼓吹者
第6章 ハイマン・ミンスキー 不安定性を説く異端者
PART03 マネタリストと新古典派の隆盛
第7章 ミルトン・フリードマン 反ケインズ革命の英雄
第8章 ゲーリー・S・ベッカー 経済学帝国主義の推進者
第9章 リチャード・A・ポズナー 「正義」をお金で測る法学者
第10章 ロバート・E・ルーカス 合理的期待形成の教祖
PART04 市場経済秩序の社会哲学
第11章 フリードリヒ・フォン・ハイエク 自生的経済秩序の守護者
第12章 カール・ポランニー 市場社会への根本的懐疑者
第13章 ピーター・F・ドラッカー マネージメント産業社会の導師
PART05 新しいケインズ経済学の苦闘
第14章 ポール・R・クルーグマン 経済政策を売り歩く男
第15章 ロバート・J・シラー 金融経済の啓蒙主義者
第16章 ジョセフ・スティグリッツ 不完全情報経済の修繕師
内容説明
時代の要請に応えて、万能の経済理論を追い求めた天才経済学者たち。ケインズ、ハイエク、フリードマン、スティグリッツ、クルーグマン…。彼らの理論はなぜ生まれ、社会をどう変えたのか。パーソナルヒストリーから解き明かす経済学者列伝。
目次
01 現代経済学のカッサンドラ(ジョン・M.ケインズ1―あるアウトサイダーの肖像;ジョン・M.#ケインズ2―不確実性時代の予言者 ほか)
02 アメリカのケインズ主義者たち(ポール・A.サミュエルソン―米国版ケインズ経済学の「黒幕」;ジョン・K.ガルブレイス―新しい社会主義の鼓吹者 ほか)
03 マネタリストと新古典派の隆盛(ミルトン・・フリードマン―反ケインズ革命の英雄;ゲーリー・S.ベッカー―経済学帝国主義の推進者 ほか)
04 市場経済秩序の社会哲学(フリードリヒ・フォン・ハイエク―自生的経済秩序の守護者;カール・ポランニー―市場社会への根本的懐疑者 ほか)
05 新しいケインズ経済学の苦闘(ポール・R.クルーグマン―経済政策を売り歩く男;ロバート・J.シラー―金融経済の啓蒙主義者 ほか)
著者等紹介
東谷暁[ヒガシタニサトシ]
1953年、山形県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、雑誌編集者に。ビジネス誌や論壇誌「発言者」の編集長を歴任し、97年よりフリーのジャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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