出版社内容情報
太古の昔から人類最悪の敵は、戦争でもペストでもなくウイルスだった。英国人ジャーナリストの著者が、人類対インフルエンザの攻防史を描き、切迫する「新型」を含めた正しい対応策を説く。
内容説明
太古の昔から人類最悪の敵は、戦争でもペストでもなくウイルスだった!スペイン風邪では世界人口の約半分が感染した。死者は5000万人以上とも言われている。人類はインフルエンザ・パンデミックと、いかに戦ってきたか?常に変異するウイルス。身近に迫る新型「H1N1」。どう立ち向かうべきか?英国人ジャーナリストが、世界に警鐘を鳴らし、対処法を示す。
目次
序 伝染病の始まり
第1章 ウイルスとは何か?
第2章 迷信の時代―古代~17世紀
第3章 理性の時代―18世紀
第4章 狭まりゆく世界―19世紀
第5章 世界最悪のパンデミック―1918年「スペイン風邪」
第6章 嵐の後
第7章 変異する敵―1957年「アジア風邪」と1968年「香港風邪」
第8章 種の壁を越えるウイルス―鳥インフルエンザ
第9章 治療法を求めて
用語解説
著者等紹介
クイン,トム[クイン,トム][Quinn,Tom]
イギリスのジャーナリスト。1956年生まれ。社会史研究家でもあり、これまでに発表した著書は30冊を超える
山田美明[ヤマダヨシアキ]
東京外国語大学英米語学科中退。仏・英語翻訳家
荒川邦子[アラカワクニコ]
米コロラド州立大学卒。英字新聞編集者を経て、英語翻訳家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。