朝日新書
墓石の下には眠らない―新しい旅立ち、樹木葬・自然葬

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732514
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0239

内容説明

現在の画一的な葬儀やお骨の納めかたにあなたは満足していますか?最愛の人をなくした人々は、お骨を「地球に還す」ことで、どう癒やされたか?将来、自分自身が樹の下に眠ることを、どうして決めたのか?これが、いま注目される新しい葬送。

目次

序章 「自然に還る」を決める前に
第1章 愛する子どもを喪って
第2章 夫婦ふたりで樹の下に
第3章 田舎暮らしを決めた人たち
第4章 石の墓から樹の墓へ改葬する
第5章 桜の木の下で眠りたい
第6章 自然葬ルポ・夏の日を浴びる海原へ
第7章 鶴見和子さんの散骨

著者等紹介

黒田麻由子[クロダマユコ]
1971年、兵庫県出身。ノンフィクションライター。福岡大学体育学部を経て、法政大学文学部卒業。93年から雑誌・書籍の執筆活動を始める。「新しい時代と人間性とのかかわり」に関心を持ち、その作品化に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大島ちかり

15
樹木葬に興味があったので読みました。海にまくのは公害になっちゃうかな。と思って。でも人間が自然に還るといっても、合成化学物質が蓄積されているけど、樹木は消化できるのだろうか。と違う心配をしてしまいました。でも墓石は人間の生きた証や標識みたいのだったって、あんまり意識していなかった。だから私にはいらない。2016/08/05

花枝

2
樹木葬についての本だが、その内容は宗教や環境問題だけでなく、歴史・民俗学・法律など、あらゆる事柄に繋がっていく。読んでいる時、たくさんの学問の扉に囲まれて立っているように感じた。 様々な事例に出会い、学問に触れ、生きる/死ぬとはどういうことなのかを考えることができた。2018/08/22

多津子

1
以前から樹木葬に興味があった。個人的には個々の樹よりシンボルツリーのような樹が1本あり、その根元に入るタイプがいいと思っていた。しかし里山再生やビオトープの一部となる、という側面があることを知った。それもまた魅力的だ。しかし埋葬の形というよりそれを選んだ人々の信仰や人生について語られる割合が多かった気がする。樹木葬の形態や状況について知りたかったので、そういう意味では少し物足りない。 https://booklog.jp/users/tatsuchaba/archives/1/40227325122019/01/26

Gen Kato

1
自身の問題として、樹木葬を選びたい気持ちがあるので。具体的に霊園か寺を探したい。2015/10/06

ジュリ

1
樹木葬に興味があって読んでみた。土に直接遺灰を埋めるもの、自然に返らない骨壷に入れて埋葬するもの、花壇のようになっているものなど、樹木葬にもいろいろある。子孫にお墓の管理をしてもらわなくていい、木が増える点が魅力的だ2013/07/20

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