目次
第1章 人の上に立つ男の人間学―リーダーに求められるこれだけの要諦(リーダーになれるか、スターで終わるか;“分”をわきまえてこそリーダーだ ほか)
第2章 心の法則、生き方の法則―これを知ったら生きるのはやさしい(自分の欲望に正直に生きよ;損得勘定を侮ってはいけない ほか)
第3章 本物の自分をどう創るか―人生で学ぶべきこと、実践すべきこと(人間が本当に学ばねばならない時;知識は個性に彩られてこそ本物 ほか)
第4章 人間“性悪説”の読み方―人間とは何か、生き方の原理原則とは何か(人の幸せを心底喜べるか;人間の差は生きる過程で生じる ほか)
終章 『荀子』名語録三二選(学問は実践にいきついて本物になる;指導者と法はかけがえのない宝 ほか)
著者等紹介
竹村健一[タケムラケンイチ]
1930年生まれ。京都大学英文科卒業後、第一回フルブライト留学生として、エール大学、シラキュース大学大学院、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「英文毎日」記者などを経てフリーとなり、評論活動に入る。言論、執筆さまざまな分野で活躍を続けるが、その、歯に衣着せぬ言論はつとに有名
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感想・レビュー
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コウメ
52
荀子は孔子の意志を継ぐのは自分だと強い思いがあり、孟子とのライバル意識が強く孟子の「性善説」を批判した。内容「性悪説」。性悪説といいつつ人間は生まれつき悪いのかと言うとそうではなく「人間は何も学ばなければ欲深い欲望に支配される」と言っており、人間の素晴らしさも沢山語っている。で本書は作者がこの荀子から学んだ内容を現代風、ビジネス風に言い換えた内容。/内容としては「人間死ぬまで勉強である。学問するものが人間であって学問を忘れたものは獣である」など少し辛口だったり、2020/07/28
スクワッター
3
★★☆☆☆ 著者の主張を、荀子の文章で補強している本。荀子本編を読んだ人にはあえて読む必要性は薄い2023/09/30
セルジオ肥前
1
荀子の言葉がたくさん出てくるのは確かですが、竹村健一さんの語りを聞いたという印象です。2018/11/04