朝日新書<br> 自衛隊が愛される条件

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朝日新書
自衛隊が愛される条件

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732293
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0231

内容説明

戦後、日本が軍事力を行使しなかったのは貴重な「外交資産」だ。この「宝」をどう生かすのか?!国際社会は日本に何を求めているのか?日本は世界に向けて何ができるのか?日本が進むべき道を示し、さらに、全世界から紛争や貧困、病気などの恐怖をなくすための「人間の安全保障」を分かりやすく解説する。

目次

第1章 戦争違法化の中で(意志貫徹の最終手段としての戦争;国連憲章における戦争の違法化 ほか)
第2章 自衛隊の行方(自衛隊の創設に至る道;防衛出動とは何か ほか)
第3章 「ハード・パワー」と「ソフト・パワー」(現代戦の犠牲者と日本の安全保障論議;国家における「ハード・パワー」と「ソフト・パワー」 ほか)
第4章 戦争の経済学(戦争の対費用効果;なぜテロリズムは蔓延するのか ほか)
第5章 「人間の安全保障」を考える(「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へ;「人間の安全保障」と「民主主義」 ほか)

著者等紹介

小池政行[コイケマサユキ]
1951年、東京生まれ。77年、外務省入省。主にフィンランドなど北欧を担当。94年に退職し、日本赤十字社国際部参事に就く。2001年より日本赤十字看護大学教授。専攻は国際人道法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

18
もっと自衛隊の活動に即した内容かと思っていたが、現代の戦争の実態とそれを回避するためにはどうすればよいか、といった平和論がメインだった。「実は、我々は信じがたいまでに、安全保障、戦争、そして軍隊というものに対して、本音では無関心なのである」という言葉に、著者の深い絶望を感じ取った。2013/08/04

Humbaba

4
愛の対義語は無関心.自衛隊が愛されるようになるためには,まず関心を持ってもらうことが大切である.そして,信頼を築くためにも,情報をしっかり後悔すること.例え自分にとって不利な情報だとしても,公開せずにそれが漏れてしまうことを思えば最初から後悔するほうがよほどマシである.2012/11/07

樋口佳之

3
2008年7月の本。今読むと着々と準備されてしまったと感じる2015/10/02

かじやん0514

1
タイトルはミスリーディング。人間の安全保障を訴えたい本。著者は元外務官僚だが、おそらく居づらかったものと思われる。2015/01/27

みなと

0
武力なしで安全が保障されている世界がベストなのだろうけど、現実となると、そうはいかない・・・理想と現実のギャップが大きすぎて、何が正しいのかが分からなくなってしまい、難しかったです。2010/09/09

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