出版社内容情報
【芸術生活/コミック劇画】魑魅魍魎と通じ合う力を持つ大学生・飯嶋律が、彼を守護する妖魔の助けを借りながら活躍するドラマを、幻想的なタッチで描く超人気シリーズ。恐怖とユーモアが同居した、コミックス累計530万部突破の話題作、文庫最新刊!
今市子[イマイチコ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
82
この作品はBSマンガ夜話で知った。以来愛読。『夏目友人帳』ともちょっと重なる。律が夏目、青嵐がニャンコ先生、蝸牛がレイコ、開さんが的場?若き日の伶が素敵。八重子さんが惚れるのも納得。契約が切れた後の青嵐が魅力が半減した気がする。2020/04/12
眠る山猫屋
53
ジワリとくる怖さ、面白かった。陰陽師にスカウトされた律、借金取りに追い回される三島くんと知り合うが・・・びっくりする大逆転でした。開さんや青嵐もそれぞれ自立(?)への道を模索中。カワウソとまで仲良くなった律、陰陽師になった方が良かったのでは。一番のお気に入りは『最後の一人』、蝸牛でさえ消し去れなかった程の深い呪いと遭遇してしまった飯島家の人々。運命に従う事の難しさと、底でさえ無いわけではない微かな灯り。2017/12/21
honoka
39
律が随分落ち着いてしまって…いや話も勿論綺麗な絵も安定ですね。最後のかわうその話が面白かった。2017/01/07
kagetrasama-aoi(葵・橘)
32
「百鬼夜行抄」第十七巻。「ふさわしい道具」「我が家の神様」「アルマイトの箱」「鬼の相続人」「最後の一人」「満願成就の月」の六編。伶の若かりし頃を描いた「鬼の相続人」飯嶋家、怖い!結局の所、伶が持っていて、律や開が受け継いだ妖魔を見る力の源は何なんでしょう?この巻読んで改めて思い出を辿ったけど、私“一生のお願い”ってしたこと無いです。安易に口にする言葉じゃないって、何となく思っていた気がします。そう言う意味で「満願成就の月」が一番怖かったです。2021/05/19
sachi
31
相変わらずの不思議で怪奇な世界観。益々難解になってきてるな。お母さんとおばあちゃんはどこまで分かってるのかが気になる。2017/01/19
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