出版社内容情報
花魁・夕顔の推理を頼りに、遊郭内での事件を次々と解決してきた隠密廻り同心の木島平九郎は、体調不良のため出仕できなくなってしまう。夕顔は、代役の新人同心とともに、再び事件解決にあたるが……。書き下ろしシリーズ第二弾。
【目次】
内容説明
「吉原で遊女が過ごすこの世は生き地獄」。すべてを諦観する花魁の夕顔は、その見立ての鋭さから面番所同心に信を置かれ、数々の事件を解決に導いてきた。しかし、手柄を立てたい一心の同心見習・湯田は、巷間で噂の連続遊女殺しを夕顔に頼らず一人で解決しようと意気込み…。
著者等紹介
戸田義長[トダヨシナガ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学卒。2017年、『恋牡丹』が第27回鮎川哲也賞最終候補作となる。18年、同作を大幅に改稿してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
26
安楽椅子探偵もので、探偵役が花魁の夕顔というのが魅力的だ。続編だったとのことだったが、個人的にはコチラから読んだからこそ過去作が気になる。 ラストのエピソードで「ええ?!」という展開。 いやはや、驚かされた。連作短編だからこそ最後にそう持ってくるかぁ〜。これは予想できなかったなぁ。吉原遊女の悲哀だけではなく、最後はほんのり希望を持たせる所が良かった。さらっと読めるのもグッド!2026/01/19
四弦桜
15
前作『吉原面番所手控』のラストから予想もしなかった続編。 いやー面白かった‼️ 本格好きにはたまらない謎が盛りだくさん✨ 花魁夕顔による推理の数々!特に最後の推理、真相には驚愕💦からの締めくくりの付記に鳥肌😆 江戸ならではの動機やトリックをしっかり本格に仕立てた至極の時代ミステリに今回も舌を巻いたー‼️2025/10/18
Inzaghico (Etsuko Oshita)
6
江戸末期の吉原、花魁、夕顔は体調を崩して見世から離れた寮で療養中だ。そこに、新人の同心、湯田余七郎が名探偵である夕顔に難事件を持ち込んでは彼女の推理を聞いて……というお話。 この湯田のキャラクターが物語を面白く回している。昔は子だくさんで、彼も明らかに両親が望んでいなかった子どもだった(名前からもそれがわかる)が、それがついて回る。そして発言や行動の端々からも、それが窺える。彼も、そして夕顔が生きて、守ろうとした江戸という時代も、もうちょっとしたら終わったのにな、と切ない気持ちになる。2026/04/19
tama
6
シリーズ第2弾 前作を超えてきました。 密室。 消えた下手人。 足跡のない現場。 連続殺人。 終章が秀逸‼︎ 花魁夕顔の安楽椅子探偵ぶりがお見事🕵️ 知識も豊富で聡明さが光る✨ 吉原の過酷な暮らしがさらりと描かれ胸を打たれる🥹 2026/01/26
ぬぬよよ
5
花魁の安楽椅子探偵もの。斬新でした。特に最終話が秀逸。おすすめですす2026/02/04




