朝日文庫 相棒 ｓｅａｓｏｎ２１〈中〉

碇 卯人【ノベライズ】/輿水 泰弘/根本 ノンジ/瀧本 智行/櫻井 智也/岩下 悠子/川崎 龍太【脚本】

朝日新聞出版（2023/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 354p／高さ 15cm
• 商品コード 9784022651266
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

大物議員・袴田茂昭のもとに「邸内の金塊を盗む」という不穏な予告状が届く。警察に介入されたくない袴田家は「熟年探偵団」なる探偵社に捜査を依頼するが……。予告状を送りつけてきた犯人の真の狙いを特命係が解き明かす「大金塊」。通り魔殺人を犯し服役中に寝たきりとなった元受刑者と、彼と獄中結婚し介護を続ける妻――関係者たちの闇に光を当てる「まばたきの叫び」など、シーズン中盤６編を収録。-------------------------------第八話 「丑三つのキョウコ」第九話 「黒いコートの女」第十話 「大金塊」第十一話 「他人連れ」第十二話 「椿二輪」第十三話 「まばたきの叫び」-------------------------------

内容説明

大物議員・袴田茂昭のもとに「邸内の金塊を盗む」という不穏な予告状が届いた。警察に介入されたくない袴田家は「熟年探偵団」なる探偵社に捜査を依頼するが…。予告状を送りつけてきた犯人の真の狙いを特命係が解き明かす「大金塊」。通り魔殺人を犯し服役中に寝たきりとなった元受刑者と、彼と獄中結婚し介護を続ける妻―関係者たちの闇に光を当てる「まばたきの叫び」など、シーズン中盤６編を収録。

著者等紹介

輿水泰弘［コシミズヤスヒロ］
１９６０年生まれ。フリーのコピーライターを経て脚本家デビュー

碇卯人［イカリウヒト］
１９６０年生まれ。鹿児島県の離島に暮らす某ミステリ作家の別名。美術作品の鑑賞が趣味だが、鑑賞眼には自信がない。良し悪しよりも好き嫌いが大切だと思う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

昨年、テレビで放映された作品をノべラライズしたものの第二冊目です。第一冊目では寺脇扮する亀山が海外から帰ってきた話が中心でしたが、今回はその二人が最初のころの相棒同士に戻っての活躍が中心です。やはり二話分がある「大金塊」という話が政治家がからんでの話で一番楽しめました。私はテレビはほとんど見ていないのですが、最初からの作品をすべて読んでいてよくまあ続くなあと感心しています。1回くらい見てみようかなあという気になっています。

2023/11/23

[二分五厘]

『丑三つのキョウコ』右京さんの好きそうな都市伝説が絡む殺人事件……なんだけど、予想外に人間臭かった。『黒いコートの女』皆が追いかけてる″ダイヤ″の正体。そっちかよ。『大金塊』巷で評判の探偵社″熟年探偵団″が、大金塊を狙う怪盗″地獄の軽業師″の予告状を受け、乗り出す。更にそれを聞きつけた特命係乗り出す。更に舞台は因縁の袴田議員邸とお正月スペシャル感。過去の汚点(？)をこの世から消し去る為、右京さん怪盗宣言(笑)『椿二輪』『まばたきの叫び』表面の事象と裏側の真相の乖離も楽しい。そこそこ頑張ってる亀山くん。

2024/06/15

[ドットジェピー]

ドラマで見ていましたが復習に。こちらもとてもよかったです

2024/02/15

[akogoma＠灯れ松明の火＠ＳＲ推進委員会]

シーズン21中巻(通算56冊目）

2024/09/13

[くらさん]

安心安定の面白さ。 特に「まばたきの叫び」は当時ドラマ見損ねてたので読めて嬉しい。 いつまでも続いてほしい。

2023/11/23