出版社内容情報
法は守るためにあるのか──人のためにあるのか? 法廷で繰り広げられる駆け引き、証言から導き出される新たな事実が、やがて隠された真相を暴き出す。現役人気作家による傑作ミステリーアンソロジー。
内容説明
司法担当記者の沢村はとある窃盗事件を追う中で、これは刑事による「創罪」ではないかと疑いを持ち…(「置き土産」)。法廷で繰り広げられる駆け引き、証言から導き出される新たな事実が、やがて隠された真相を暴き出す。人気作家による傑作ミステリーアンソロジー。
著者等紹介
阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「KAPPA‐TWO」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー
伊兼源太郎[イガネゲンタロウ]
1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第三十三回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー
大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年、『雪冤』で第二十九回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー
丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。シナリオライターとして活躍したのち、2011年に『デフ・ヴォイス』により小説家デビュー
横山秀夫[ヨコヤマヒデオ]
1957年東京都生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒。上毛新聞社での十二年間の記者生活を経て、作家として独立。1998年「陰の季節」で松本清張賞、2000年「動機」で日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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