朝日文庫<br> お客さまのご要望は―設楽不動産営業日誌

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朝日文庫
お客さまのご要望は―設楽不動産営業日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 290p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650405
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小学3年生の時に誘拐された経験をもつ設楽真輝。祖母が経営する町の小さな不動産屋で働く彼は、物件にまつわる不可思議な事柄を解決するうち、かつての誘拐事件に繋がる糸を見つけてしまい……。過去と現在が絡み合う、日常謎解きミステリー。

内容説明

小学3年生の時に誘拐され、なぜか無事に解放された真輝。彼は祖母が営む町の不動産会社に就職したが、待っていたのは居住者からの不可思議な問い合わせばかり。しかし、ある依頼が、かつての誘拐事件に繋がっていき…。過去と現在が絡み合う、日常謎解きミステリー。

著者等紹介

水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2008年、「罪人いずくにか」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞。翌年、同作を『少女たちの羅針盤』に改題しデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」で第67回日本推理作家協会賞短編部門候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

118
祖母が営む街の不動産屋さんで働く真輝。住居者からの理不尽な要望にも応え祖母の跡を継げるように日々頑張っている。そんな真輝、実は小3の時に誘拐されたという過去を持っている。そんな過去がふとしたきっかけで現在と絡み合う。ちょこっとミステリーでお仕事小説。にしても住居者ってこんなにわがままなのか。不動産屋さんも大変だな。2022/08/02

みかん🍊

80
小3年の時に誘拐され翌日解放された過去を持つ真輝は地元の不動産を営む祖父の後を継ぐべく社長の祖母の下不動産業務をしている、賃貸物件の管理をするマンションのからの理不尽な要望や近所からの騒音の苦情や事故物件を疑う住居者等癖のある人々からの難題をなんとか駆使して解決にいそしむ、不動産業務は大変な仕事だ、他人同士が暮らしているのだから多少の妥協や鷹揚さは必要だが、近所付き合いのなくなった今他人同士のちょっとしたトラブルは発生するし我慢がきかない、謎解もあり過去の誘拐も絡んで面白かった。2023/05/29

ma-bo

72
祖父母が営む設楽不動産に就職した真輝。居住者や隣接者、家主からのクレームや相談、不思議な問い合わせを不動産の知識を絡めながら解決していく。冒頭に示された小学3年の時に誘拐されかけた過去の真相が最後の相談に繋がっていた。2022/10/04

よつば🍀

67
「その残置物はわたしのじゃありません」「騒音を訴える俺がそんなに悪いのか」「事故物件なんて冗談じゃない」「相続税そんなの払えねえんだよ」不動産会社を舞台にした4話収録の連作短編集で文庫書下ろし作品。不動産のチラシを眺めるのが好きな私には結構面白かった。町の不動産会社で働く主人公・真輝。彼の元には居住者から要望やクレーム、果ては不可思議な問い合わせまで舞い込んで来る。当事者に取ってはどれも深刻な悩みだが日常系ミステリなので軽く楽しめる。謎を紐解いていくと見えて来るのは人間の悪意。毒を孕みながらも読後は爽快。2022/07/09

よっち

39
小3の時に誘拐された経験を持つ設楽真輝。祖母が経営する不動産屋で働く彼が、物件にまつわる不可思議な事柄を解決するうちかつての誘拐事件に繋がる糸を見つけてしまう不動産ミステリ。引越し時に無くした指輪捜索を依頼されて見つけた近隣住人の指輪、騒音を訴える住人との落とし所、事故物件に神経質な住人の訴えの真相、相続税支払いのためマンションの早期売却を依頼する住人の真意など、不動産絡みの問題を周囲の助けも得ながら解決してゆく展開でしたけど、偶然繋がった過去の誘拐の真相が効いてくる最後の構成がなかなか上手かったですね。2022/06/28

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