出版社内容情報
足の痒みに悩む水尾爽太は、訪れた薬局で毒島という女性薬剤師に出会う。誤診を見抜いた彼女に興味を抱き、伯父の病状について相談すると、話は予想外の方向へ──(「笑わない薬剤師の健康診断」)。医療ミステリーアンソロジー第2弾!
内容説明
診断学で真理を見抜く臨床医。動物と話せるという獣医。事件を事故に偽装する皮膚科部長。尊厳死をめぐる混沌…。生死を分ける医療現場という舞台、役者となる医者を用いて、7人の作家が謎めいた事件を描き出す。医療ミステリーアンソロジー第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
147
医療ミステリードクターM今回は『ポイズン』7人の作家さんお初の方が多かった。葉真中さん海堂さんは既読。五十嵐さんのが良かった。アンソロジーも好きな私だが今回はあまり興が乗らずちょっと残念。こんな時もあるね(汗)次に行こう。2021/11/23
坂城 弥生
54
面白い作品ばかりだった上に初読みの作家さんも多くて、また積ん読が増えそうな予感…2022/02/04
ひさか
35
7つの短編を収録して、2021年10月朝日文庫刊。シリーズ2作目。動物の言葉がわかる先生が出てくる「老人と犬」が面白そうで、土井さん本を読むことにしました。「笑わない〜」の薬剤師さんが新鮮で、面白い。2022/03/04
きさらぎ
28
塔山さんと葉真中さん、既読だけど、他と比べるとよかった。葉真中さんのは、長期にわたりああいった状態に置かれると辛いなー。なら初めからそうしてくれればよかったのに。改めてリビング・ウィルを明記することが大事!と思った。連城さんは多分初めて。やはり古い感じは否めない。大人濃密な愛憎劇は好みではなかった。というか、なんで医療ステリーの括りに入れた?2022/10/25
きあら
25
7人の作家による医療ミステリーのアンソロジー。7話も収録されているので、短く軽くサクッと読める短編かと思っていたけど、どの話も「毒」が効いてて面白かった。初読みの作家さんも多かったけど、読んでみようと気にさせる内容だった。2022/01/14
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