出版社内容情報
豪雨の中グリーデン家に現れたD。実は、一家の男たちは財産目的で共謀して当主の妻エリザベートを亡き者にしており(第1話)。都の潜入捜査官がホテルで不審死を遂げる。真相を探る依頼を受けたDは──(第2話)。切れ味鮮やかな、シリーズ久々の短編集!
内容説明
雨の夜更けグリーデン家に現れたD。一家の男たちは財産目的で共謀し当主の妻を亡き者にしたが(「エリザベートの墓」)。都の潜入捜査官が不審死する。真相を探ることになったDは―(「潜入者」)。偶然Dと出会った人間たちの多様なドラマをミステリータッチで鮮やかに描く。シリーズ久々の短編集!
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
34
D、探偵になる。今回は短編集で、それぞれミステリ風味。もちろん、あくまでDの世界観の中でなので、美しき若者が剣を振るうのは変わりません。個人的にはDと左手さんの探偵振りは楽しめました。左手さんの出番も多かったですしね(笑)。また、短編という事でグダグダ感もなくスッキリ終わるのもいいですね。最後のお話以外は「実験」がらみ。しかしあの人の実験の真意はいつか分かる日がくるのでしょうか。。。2022/01/05
中島直人
4
読了。趣向が変わったのは新鮮だけど、遊び過ぎでは。2021/11/22
yasu_z2
2
珍しくミステリーを絡めた短編集。でもやっぱり超絶な敵が出てくる長編が良いな。2025/07/02
たろ☆
1
まさかの短編集だった(全5話)。完結が見えないこのシリーズは、もしかしたら短編の方が向いているのかもしれない。荒野を彷徨うDが巡り会う様々な人々と怪異な事件の数々をテンポよく描くスタイルは、読んでいてストレスがない。長編だとマンネリ感やネタが尽きた感があるが、短編だとその懸念もほとんどない。2021/11/26
シロくますけ
0
中途半端なミステリは止めた方がいいと思う。2021/12/03
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