出版社内容情報
超記憶能力を持つ監察官の小田垣観月。彼女が統括する証拠品・押収品等保管庫・ブルーボックスにある膨大な数のキャビネットが、地震によって倒壊した。散乱した収蔵物を整理する中で出て来たある物に観月は不審感を抱き……。人気シリーズ第三弾!
内容説明
証拠品等保管庫ブルー・ボックスを地震が襲った。崩れ落ちた段ボールから見つかった階級章のない制服。それは、あらゆる悪事に手を染め自死した警官のものだった。彼の来歴を追う監察官の小田垣観月は、情報屋バグズハートの久保寺に紹介された胡散臭いバーを訪れるが…。
著者等紹介
鈴峯紅也[スズミネコウヤ]
1964年千葉県生まれ。ライター歴20年ののち、2015年12月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
70
二作目からすぐ三作目にきてしまった。やはり、こし餡かよ!とは思うし、女だけでつるむのもダサいだろと突っ込みながらも、そこはやり過ごす。こんなシリーズでも、命を落としていくために早々と登場しなくなる人物たちを懐かしくも思う。部下の気を使う上司とよく働く部下。互いの気の使い合い方が心地よい。潜入捜査をするものの心の拠り所になることは、厳しいもんだなあ。2025/07/24
み
23
何となく読了(^^;が、美味しそうな甘いモノ( ..)φメモ2021/12/12
なみキミ
7
私の読解力がないのかよくわからんかったな。2021/09/23
梨愛
4
証拠品等保管庫ブルー・ボックスが地震の被害にあった。崩れ落ちたダンボールから見つかったのは、あらゆる悪事に手を染めて自殺した警官・冬木の制服だった……。観月は冬木について調べ始め、胡散臭いバー「ストレイドック」に行き着く。ヤクザと警官の交錯する場所。光と闇の合間に何を見つけるのか?2025/05/24
ドットジェピー
4
面白かったです2021/09/23