朝日文庫<br> 街道をゆく〈23〉南蛮のみち〈2〉 (新装版)

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朝日文庫
街道をゆく〈23〉南蛮のみち〈2〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022644763
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0193

内容説明

マドリードに別れを告げ、リスボン特急に乗ってポルトガルに向かう。長旅のあいだ、さまざまな話題が展開される。若き日の伊藤博文と井上馨が幕末にポルトガル人に「変装」した話、筆者自身がポルトガル人に間違えられた話…。リスボンの酒場では民族歌謡ファドに聞きほれた。雄大な旅の終わりはサグレス岬。大航海時代の礎を築いたエンリケ航海王子を思う旅でもあった。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。

目次

マドリード周辺(悲惨のカスティーリャ;劇的な酔っぱらい;はるかな「征服」;超心理学;ヨーロッパの異端児;紙とスペイン;トレドの街灯の下;エル・エスコリアル宮)
ポルトガル・人と海(リスボン特急;ポルトガル人の顔;国境の駅;リスボンの駅;リスボン第一夜;テージョ川の公女;大航海時代序曲;モラエスなど;ファドの店で;サグレス岬へ;サグレスの小石)

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Book & Travel

46
南蛮のみち続編。マドリード周辺から西へ進みリスボンへ。ただでさえ旅情をかきたてられる地域だが、歴史・風俗を絡めた上質な文章に、旅にいっそう引き込まれる。エスコリアル宮殿でフェリぺ2世を思う場面など、歴史上の人物の地位や当時の習俗の中に自分を置き、自分ならどういう思想、言動をするかと思索するところは、歴史作家の肝のようで興味深い。ポルトガルには、中世に取り残された斜陽の国というイメージがあり、旅人にはそこが魅力なのだろうが、司馬さんも惹かれている様子。この国は日本に初めて西洋文明をもたらした国なのだ~2017/05/20

たま

35
『『南蛮のみちⅠ』で、パリとバスクにザヴィエル、ロヨラ、それに20世紀のカンドウ神父の故地をたずねたあと、Ⅱではサン・セバスティアンから空路マドリードに移動する。スペインとポルトガルでも司馬さんの関心は16世紀日本との交流にあり、少年使節とフェリペ2世、エンリケ航海王子の旧跡を経巡っている。地形、気候、産物(紙、タイル、コルク)に眼を留め、白秋、杢太郎の南蛮趣味を、モラエスを語るなど、引き出しの多さに驚くばかり。伊藤博文と井上馨が幕府の目を盗むためマカオのポルトガル人に変装した逸話にはおかしかった。2022/01/19

aponchan

19
司馬遼太郎氏作品乱読のうちの一冊。ザビエルをきっかけとした、ポルトガルへの紀行は、文面だけだと景観がイメージできないが、たまたま、テレビ番組で観たことがあり、頭の中で行った気分になれた。 引き続き、当シリーズを読んでいきたい。2023/10/10

はちこう

15
前巻に引き続き南蛮のみち。今回はスペイン、そしてポルトガルへの旅。聞き慣れない人物や地名等が多々登場する。その都度、文章を追うのを中断し、単語をPCで検索しながら再び読み進める。もちろん観光用に取られた写真なのだろうが、その風景はどれも絶景で、一行の旅がとても充実したものであったことが容易に想像できる。大航海時代の頃を思うと、日本に多大な影響を与えた両国なのだが、今はその関係性も薄れているように思われる。この両国と日本の繋がりの深さのようなものを再認識することができた。2023/12/24

紫羊

15
飛行機が怖いのでヨーロッパに行くことはないだろうが、もし行くとしたらポルトガルかな。2021/08/15

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