朝日文庫<br> 街道をゆく〈4〉郡上・白川街道、堺・紀州街道ほか (新装版)

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朝日文庫
街道をゆく〈4〉郡上・白川街道、堺・紀州街道ほか (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022644435
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0193

内容説明

山伏や願人坊主など、信仰の古層を一枚ずつ剥いでいく「洛北諸道」、源義経や明智光秀が馬を進めた途をたどる「丹波篠山街道」、戦国の世にひときわの光芒を放った自由都市をしのぶ「堺・紀州街道」など、小さいながらも趣ある五つの旅。折からの列島改造ブームが、歴史の堆積深い風土を壊していくことへの警鐘を、著者はいち早く鳴らす。

目次

洛北諸道(スタスタ坊主;花背へ ほか)
郡上・白川街道と越中諸道(追分の道標;室町武家のこと ほか)
丹波篠山街道(長岡京から老ノ坂へ;丹波亀岡の城 ほか)
堺・紀州街道(華やかな自由都市;氷雨の中の五輪塔 ほか)
北国街道とその脇街道(海津の古港;記号としての客 ほか)

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪外国語大学)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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molysk

70
峠を越えて日本海をつなぐみち。郡上・白川街道。美濃平野から長良川沿いを上り、郡上八幡を経て、飛騨の国にはいり、今度は庄川に沿って山を下る。五十年余り前の白川郷は、訪れる人もいまだ少なく、昔年の面影を残す。越中の五箇山郷もきらびやかな山里の文化を見せる。北国街道とその脇街道。古代、大和政権の治める近江を、独立勢力が支配する越の国から守るため築かれた愛発の関は、いまは賑わいを失った。北国街道は栃ノ木峠を越えて、越前から近江を経て関ヶ原へと通じる。街道の脇にそびえる賤ヶ岳が、柴田勝家と羽柴秀吉の決戦を語り継ぐ。2023/10/07

Book & Travel

51
当巻は洛北、郡上・白川~越中、丹波篠山、堺・紀州、北国の街道五編。各編は短いが盛り沢山で楽しい。篠山など訪れたことがある地域の話も興味深いが、山深い洛北・峰定寺、越中・五箇山と真宗の話、北国街道での賤ヶ岳合戦の話など、旅情と歴史話が楽しめるのがやはりいい。主要幹線道に限らず、日本のあらゆる街道に深い歴史が眠っているのだなあと改めて実感した。本書の旅は'72~73年。日本の昔からの風景や習慣が開発で消えていくことへの憤りが随所に書かれるが、さらに40年以上経ち、これらの街道がどうなっているのか気になる所だ。2018/12/18

紫羊

27
近畿とその周辺の街道ばかりで、行ったことはなくても親しみを感じました。また、丹波篠山街道では、柳宗悦の民芸運動についての記述もあり、先に読了した「名前のない道」と思い合わせながら読み進めました。最後に出てきた余呉湖には、若い頃、梅原猛の「湖の伝説」を読んで感動し、一人旅をした思い出があり、感慨ひとしおでした。ちなみに、カバーの美しい写真も余呉湖です。次はモンゴル!2014/05/18

aponchan

23
司馬遼太郎氏作品乱読のうちの一冊。白川郷、五箇山は行ったことがあるので、情景をイメージしながら読めた。一昔前の描写なので、今は更に風景が変わってしまったことが推測され、生活し易さとの共存の難しさを感じる。2021/10/31

マツさん

19
タイトル最後の「ほか」に私の近隣街道記をなんとか発見。「ほか」の字も小さいなぁ… さておき内容はイメージ可能な街道ばかりなので臨場感あり。そこに付随した史実の紹介、毒舌全開の宿泊エピソードなどなど。司馬先生、寄ってくれててありがとうございます。2024/09/07

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