内容説明
恋愛、結婚、家族、生きがい…。女性が生きていく上で、職業や年齢を超えてさまざまな困難に出あう。女性の前に立ちはだかるものの正体とは何か?社会で生き残るためにはどうしたらいいのだろうか?男と女それぞれが、自分らしく生きていくための遙流フェミニズム論。
目次
1 遙なるフェミニズム(和気あいあいとはいかず;はたちの後はオバーチャン;ほかに聞くことないのか ほか)
2 働く女は敵ばかり(「フェ」でいいじゃない;下ネタの対処法;平等になれるんですか? ほか)
3 オフィスの風(一九九五~九六)(女性社員はお嫁さん?;女の年齢、男の年収;上目づかいがなぜモテる ほか)
著者等紹介
遙洋子[ハルカヨウコ]
大阪生まれ。タレント。作家。1986年、上岡龍太郎氏と司会を担当した読売テレビ「ときめきタイムリー」から本格的にタレント活動を開始。テレビ、ラジオ、舞台と活躍し、同時に新聞などで執筆活動も始める
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感想・レビュー
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しなもん
4
高校生の頃使っていた国語の問題集に文章が載っていたのを整理中に見つけ、それをきっかけに図書館で借りて読みました。サラッと読めておもしろい。favorite sentences…**「苦労」はそれほど立派だろうか?戦争の苦労に比べたら今の若者の苦労など取るに足らないのだろうか。権力は「苦労をした」と嘆く人間ですら行使できる支配行為である。(p168) *「あなたが幸せならそれでいいじゃありませんか。だからといって、あなた以外の生き方をしている人間が幸せを感じちゃいけませんか?」(p171) 2018/04/03
kanagon88
1
女性差別とは,「私がムカつくこと」.だから,胸のすくような著者の意見が沢山.企業は花嫁候補になるような女しか採用しないとか.なるほど,今年の就職戦線を勝ち抜いた人もそうかもしれない.それを逆手に取るのが賢い女.2010/07/07
coloroflife
0
軽く読めるエッセイ的な感じでした。東大で上の千鶴子に喧嘩を学ぶの人なんだ?! フェミニストって思想も度が過ぎると逆差別。フェミニストなんて言葉が無くなる世の中になればいいのにね。2017/07/13
ひめ
0
私がムカツクこと。たくさんあるある。でも論理的に説明できない。そこをきっちり説明してくれている本2012/11/25
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