朝日文庫
ひとりの女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022643070
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

セノマイコ、45歳独身、玩具会社課長。おやじ上司やマザコン部下に悩まされながらも、仕事一直線の日々を送る。心の慰めは公園のネコたち。仁王立ちの女・マイコだが、いつのまにか白髪は増え、更年期で身体に変調が…。がんばる女性にエールをおくる爆笑小説。

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。77年日本大学芸術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、84年『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社)でデビュー。その後作家として独立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fumikaze

7
読み終えて気分がスッキリする。著者の描く女性達はいつも面白くて気持ちがいい。2018/04/27

りこりり

5
おもしろかったです!2022/10/04

ねこ

2
セノマイコ45歳独身、玩具会社課長仕事が出来てパワフルで、部下にも上司にも恐れられている女性のお仕事小説。バリバリのキャリアウーマンじゃなくても、女性が会社で働くのは大変で、多少は周りから恐れられる位じゃないとやっていけないと思う。頑張れば頑張るほど孤立して、なかなか評価してもらえないのは辛いだろうな。でも一緒に頑張れるナオミのような部下もいるのが救い。お酒を飲んでグダグタ言って白黒つけず曖昧にしたり、仕事中に多少息抜きしたり、女の人はそう言うのが苦手だから本当は働くのに向いてないのかな…2015/09/21

かなで

2
何十年か振りに群ようこの作品を読んだ。彼女の文体は軽妙でカラッとしてるのでついつい笑ってしまう。マイコは色んな問題を抱えて毎日力いっぱい生きている。怒りをパワーに代えて仕事に邁進している。逞しすぎる。男性並みに仕事をしたいマイコ世代は厳しかった事だと実感する。結果を出して室長になったんだから、チャーミングな所も活かして怒り過ぎずに居てほしいな。2015/07/04

Bambooaiko

0
まじめに仕事してるひとなら、こんなズバズバいう上司ありがたいんじゃないかなあ。2017/06/03

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