内容説明
スタニスラフスキイをはじめとする20世紀を代表する演劇思想を俯瞰、21世紀の演劇を展望する最良の書。
目次
スタニスラフスキイ・システム―俳優のためのさまざまな道
メイエルホリドとビオメハニカ
ジャック・コポー―率直さの探究
マイケル・チェーホフの演技論―「ドン・キホーテは実物そっくりだったか」
ブレヒトと俳優トレーニング―われわれはだれのために演じるのか
ジョウン・リトルウッド
ストラスバーグ、アドラー、マイズナー―メソッド演技
ジョセフ・チェイキンと俳優トレーニングの諸側面―現前を表現する可能性
ピーター・ブルック―透明性、そして見えないネットワーク
グロトフスキの俳優像―出会いを求めて
エウゲニオ・バルバとのトレーニング―行動原理、表現以前のもの、および「個人の体温」
ヴオジメシュ・スタニェフスキ―ガルジェニッツェと自然の中に生きる俳優