内容説明
奇想天外な発想とヘンな論理―この摩訶不思議な視点で世の中を見れば、思いもよらぬ世界が開けてくるのではないか。そんな大偉業に、見慣れた風景を明晰な言葉で描くことで知られる劇作家が、敢然といどむ。百科事典も国語辞典も顔色なし。シニカルな眼で斬る、笑いとペーソス満載の警句集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
31
高校で読んだ本。
Yasutaka Nishimoto
1
ビアスの「悪魔の辞典」を知ったのが高校生の時。読まずに、別役実版を。 【希望】「昔は良かった」ということに気づくまでのほんのつかの間、人々が抱きがちな「これから良くなるぞ」と思う錯覚のこと。「希望は大きく持て」というのは、そうであればあるほど人はそれに劇的に裏切られることが可能になり、それだけ早く「昔は良かった」ことを悟り得るからである。 最高だなぁ。2017/12/31
記憶喪失した男
0
かなり面白かった。赤ちゃんの項目とか、アメリカの項目とか、たくさん面白いネタがあった。
哲
0
ビアフの『悪魔の辞典』を別役実がパロディ化したもの。秀逸なブラックジョークで埋め尽くされ、かなり笑えた。物事をちょっと視点を変えて見るというのは大事だと思うし、第一わかりやすい本だ。
s0o0gle
0
暇な時テキトーにページを開くには最適
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