内容説明
監督の手腕は人間をどう生かすかにかかっている。将棋に例えるなら、「歩」を「金」にして初めて評価されるのだ―。野村再生工場と呼ばれた著者が、選手をやる気にさせた方法を、自らの体験をもとに分かりやすく解説した、最強の人材育成バイブル。森祇晶監督との対談も収録!!
目次
リーダーになれる人間、なれない人間
成功体験に潜む落とし穴
熟年開花型人間の使い方
頼りになる部下はこうして見抜け
部下から見透かされるとき
プライドが高きゆえに尊からず
脇役の仕事を見きわめる
組織の凋落はこうして始まる
負けに不思議の負けなし
かけひきにはコツがある〔ほか〕
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。54年京都・峰山高校からテスト生として南海に入団。入団4年目に、本塁打王獲得。65年戦後初の三冠王に輝く。首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、MVP5回、ベストナイン19回、ゴールデングラブ賞1回など、球史に残る成績をおさめる。70年南海ホークス選手兼監督(プレーイングマネージャー)に就任。以後、ロッテ、西武を経て、80年に45歳で現役引退、解説者となる。90年ヤクルトの監督に就任、9年間で4度のリーグ制覇、3度の日本一に輝く。99年から阪神の監督、02年から社会人野球・シダックス野球部のGM兼監督を務める。06年東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任し、09年球団としては初めてのクライマックスシリーズ進出を果たす。2010年より、東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督。20年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-