出版社内容情報
自分に嘘をつくってどういうこと? 悪人のレッテルを貼られて困っている。先が見えず不安。自信を持つにはどうしたらいい?……ささやかな悩みから深刻な問題まで、「哲学は人生論である」が持論の気鋭の哲学者が34の相談に答える。《解説・千葉雅也》
内容説明
自分に嘘をつくってどういうこと?悪人のレッテルを貼られて困っている。先が見えず不安、自信を持つにはどうしたらいいの?ささやかな悩みから深刻かつ重大な問題まで「哲学は人生論である」が持論の気鋭の哲学者が、34の相談に全身全霊で答える。
目次
第1部 愛、欲望、そして心の穴―失業の救済は知らないが個人の救済は勉強だ!(バブル世代の父親がドバイから仕送りを送ってこなくて困窮しています;子持ちの彼女への愛は本物でしょうか?;勉強より、リア充のようなコミュ力を磨いた方がいいのでしょうか? ほか)
第2部 プライドと蔑みと結婚と―ダダダダッ、ダッダダ(哲学の勉強をするには、どこの大学に行くのがいいのでしょうか?;付き合っていた頃から、何かと夫に主導権を握られています;彼女のために、高級ソープ通いをやめるべきでしょうか? ほか)
第3部 仕事も情熱も相談も―反革命の思想こそがやさしさを…(理想や情熱を持って働きたいというのは贅沢なのでしょうか?;問題のある先輩に、どのように対処すれば良いでしょうか?;色々な情熱が薄れ、気力が萎えて困っています ほか)
著者等紹介
國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974年千葉県生まれ。哲学者、東京大学総合文化研究科・教養学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は哲学・現代思想。著書に、『スピノザの方法』、『暇と退屈の倫理学』(第2回紀伊國屋じんぶん大賞)、『中動態の世界』(第16回小林秀雄賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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