朝日文庫<br> おめかしの引力

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朝日文庫
おめかしの引力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619846
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「絶壁矯正、いくら出す?」「ワンピースと納豆」「4万円下着の底力」……おめかしを巡る8年間の思考の変遷を一冊に。文庫化に際し「FIGARO」連載のエッセイ及びファッションに定評のある文芸評論家・江南亜美子氏によるインタビューを特別収録。

内容説明

「おめかし」をめぐる失敗や憧れにまつわる魅力満載のエッセイ+今までのワードローブも写真で大公開!さらに、「フィガロ」で連載されたエッセイに、江南亜美子による「最新のおめかし」インタビューも追加収録。単行本時より100ページ以上も増量した贅沢な一冊。

目次

おめかしの引力(「大阪部」がすこんと顔を出す;絶壁矯正、いくら出す?;カラータイツで出かけたら;「美」を支える無根拠の力;猛暑にコート「早巻きの夏」 ほか)
あらゆる魔法をオンにして(あそこに咲くのは、初めて目撃する何か;笑顔についての二、三の事情;お互いを見つめるしかない瞬間が;あのときの、あの体で、夢をみること;ティファニーは女ともだち ほか)

著者等紹介

川上未映子[カワカミミエコ]
1976年大阪府生まれ。作家。2007年『わたくし率イン歯ー、または世界』『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、08年『乳と卵』で芥川賞、09年詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞、13年詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『マリーの愛の証明』でGRANTA Best of Young Japanese Novelists、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

411
前半は朝日新聞に、後半はmadame FIGARO japon にそれぞれ月1回連載されていた「おめかし」をめぐるエッセイ。連載媒体の違いか、あるいは与えられていた字数によるのか、前半は直感的な筆致で書かれ、後半はもう少し分析的な考察もなされている。エッセイとしての質は後半の方が高いが、読者の親和性は川上未映子色のダイレクトな前半にありそうだ。彼女は自身の容姿を目と目の間が離れていて、絶壁頭で、骨盤が大きいなどと言うのだが。文壇きってのキュートな彼女にだってコンプレックスはあるのだ。 2021/02/03

pohcho

48
朝日新聞と雑誌「フィガロ」に連載されたおめかしについてのエッセイ集。新聞の方は短くて読みやすいし、雑誌は少し長めで読み応えがあり。川上さんの文章はリズム感があって気持ちがいい。日割り計算や錦鯉のコートは可笑しかった。巻頭に写真もついてて楽しい。信田さよ子さんのヴィトンの話にはびっくり。それからシルクのパジャマ、私も買おうかな。「おしゃれ」と「おめかし」の違い。さすが言葉に対する感覚が鋭い。表紙も可愛くて好き。2019/10/28

Nat

34
図書館本。たくさん洋服を持っているのに、何故か着るものがないという気持ち、私もよく味わいます。それから高いバッグとかが無性に欲しくなる時、まず諦めるんだけど、この本に出てくる日割り計算方式を理由にすると、思わず買ってしまいそうで危険!2023/05/26

はるき

30
 ファッションに熱狂しながら、熱くなる自分自身を俯瞰してみる。さすがの観察眼です。あまり親しみのない作家さんなんだけど、今回凄く面白かったので他の著作も読んでみたい。2019/10/07

小夜

27
か、かわいい!ページを開くとまず、未映子さんのワードローブの写真が数ページ。エッセイは大阪弁まじりの軽妙な文体で。ブランド名やファッション用語に疎いわたしにはまるで呪文のような単語がワンサカ。それらをすべて調べなくとも先の話は読めるのだけれど、この未映子さんを構成&魅了しているあれこれとは一体?と好奇心が芽生えてしまって、もうダメなのである。ちっとも読書が進まないのである。でも最高に楽しかった!巻末の対談では「おめかし失敗談」の域を越えて、社会問題にまで。憧れ&ときめきにまみれて読了です。2020/04/01

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