出版社内容情報
「絶壁矯正、いくら出す?」「ワンピースと納豆」「4万円下着の底力」……おめかしを巡る8年間の思考の変遷を一冊に。文庫化に際し「FIGARO」連載のエッセイ及びファッションに定評のある文芸評論家・江南亜美子氏によるインタビューを特別収録。
内容説明
「おめかし」をめぐる失敗や憧れにまつわる魅力満載のエッセイ+今までのワードローブも写真で大公開!さらに、「フィガロ」で連載されたエッセイに、江南亜美子による「最新のおめかし」インタビューも追加収録。単行本時より100ページ以上も増量した贅沢な一冊。
目次
おめかしの引力(「大阪部」がすこんと顔を出す;絶壁矯正、いくら出す?;カラータイツで出かけたら;「美」を支える無根拠の力;猛暑にコート「早巻きの夏」 ほか)
あらゆる魔法をオンにして(あそこに咲くのは、初めて目撃する何か;笑顔についての二、三の事情;お互いを見つめるしかない瞬間が;あのときの、あの体で、夢をみること;ティファニーは女ともだち ほか)
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976年大阪府生まれ。作家。2007年『わたくし率イン歯ー、または世界』『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、08年『乳と卵』で芥川賞、09年詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞、13年詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『マリーの愛の証明』でGRANTA Best of Young Japanese Novelists、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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