出版社内容情報
すさまじい円高・ドル安をまねく国際通貨政治の仕組みとはいかなるものか・・・世界を駆け巡る朝日新聞の第一線記者がG5・G7など、国際会議の緻密な取材と通貨外交に携わる首脳たちの肉声を通して、その解明に挑む。吉野作造賞を受賞した日・米・欧同時出版の国際的ノンフィクション。
内容説明
すさまじい円高・ドル安をまねく国際通貨政治の仕組みとはいかなるものか―世界を駆け巡る朝日新聞の第一線記者がG5・G7など、国際会議の緻密な取材と通貨外交に携わる首脳たちの肉声を通して、その解明に挑む。吉野作造賞を受賞した国際的ノンフィクション。
目次
第1章 プラザ
第2章 ロンドン
第3章 一国主義の終焉・アメリカ
第4章 円の政治経済学・日本
第5章 ブンデスバンク本位制・西ドイツ
第6章 トーキョー
第7章 サンフランシスコ
第8章 ルーブル
第9章 教訓
エピローグ
著者等紹介
船橋洋一[フナバシヨウイチ]
1944年北京生まれ。元朝日新聞社主筆。同北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長などを歴任。この間の報道、執筆で、ボーン・上田賞、石橋湛山賞、日本記者クラブ賞などを受賞。独立系シンクタンク、アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長。著書に、『内部―ある中国報告』(サントリー学芸賞)、『通貨烈烈』(吉野作造賞)、『同盟漂流』(新潮学芸賞)、『カウントダウン・メルトダウン』(大宅壮一ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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