出版社内容情報
神戸製鋼、希望の党、日本相撲協会、大学改革など、よかれと企図した組織の改革が頓挫するのはなぜか? 改善を図ろうとした改革が改悪へと合理的に変化していく様を分析し、「改革の不条理」を超えていくための方法を明らかにする。
内容説明
相撲協会、希望の党、神戸製鋼、大学改革―。よかれと企図されたはずの「改革」は、なぜ次々と失敗してしまうのか?改善を図ろうとした改革が改悪へと合理的に変化していく様子を理論的に分析。4つの「改革できない理由」をもとに、「改革の不条理」を回避する方法を解説する。
目次
第1章 「改革できない理由」は4つある
第2章 「改革の対象」とは何か
第3章 「改革策」に潜む不条理
第4章 「改悪」に導く不条理
第5章 「改革の主役」は誰か
第6章 「改革の不条理」を超えて
著者等紹介
菊澤研宗[キクザワケンシュウ]
1957年石川県生まれ。慶應義塾大学商学部・大学院商学研究科教授(商学博士)。慶應義塾大学商学部を卒業後、同大学院博士課程を修了。防衛大学校教授・中央大学教授などを経て現職。その間、ニューヨーク大学スターン経営大学院やカリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院で客員研究員として研究を行う。元経営哲学学会会長(現理事)、日本経営学会理事および経営行動研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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