朝日文庫<br> おとなの作文教室―「伝わる文章」が書ける66のコツ

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朝日文庫
おとなの作文教室―「伝わる文章」が書ける66のコツ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619228
  • NDC分類 816
  • Cコード C0181

出版社内容情報

【語学/日本語】書き出しがまとまらない。頭の中のイメージを具体的に表現できない──。どうすればスッと伝わり、読み手に負担をかけない文章が書けるか。作文教室に寄せられた投稿と添削から、あなたの文章の弱点が見えてくる。アドバイス満載、文章で損しないための一冊。

外岡秀俊[ソトオカヒデトシ]
著・文・その他

内容説明

わかりやすく簡潔な文章が書けない。頭にあるイメージをうまく表現できない―。どうすればスッと伝わり、読み手に負担をかけない文章が書けるか。作文教室に寄せられた投稿と徹底添削から、あなたの文章の弱点が見えてくる。アドバイス満載、文章で損しないための1冊。

目次

第1章 基本編 文章を簡潔に書く(一文を短くする;「複文」を「単文」にする;読点を句点にする ほか)
第2章 応用編 伝わる文章を意識する(タイトルをつける;「段落替え」では1字下げる;まず「設計図」をつくる ほか)
第3章 実践編 他人の文章に学ぶ(「伝わる」文章を書くには;優れた文章に学ぶ;学生に学ぶ)

著者等紹介

外岡秀俊[ソトオカヒデトシ]
1953年北海道生まれ。ジャーナリスト、北海道大学公共政策大学院研究員。東京大学法学部在学中に、小説『北帰行』で文藝賞を受賞する。77年、朝日新聞社入社。学芸部、社会部、外報部、ニューヨーク特派員、アエラ編集部、ヨーロッパ総局長などを経て、2006年に東京本社編集局長に就任。11年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

32
教科の中では国語が一番好き。読書は趣味ではなく、ライフワーク。けれど、文章の書き方を正式に習った覚えがありません… 記者出身の著者が語る、分かりやすくて読みやすい文章の書き方。一寸した工夫で、文章が格段に読みやすくなります。しっかりお勉強したいと思います。2018/05/28

ホシ

12
お仕事本。作文の授業を担当することがあるので読んでみました。豊富な用例を見ながら「正確」で「分かりやすい」文章を作成する際のコツを紹介します。「文または文章の分かりやすさとは何か?」については仕事柄、よく考えます。元新聞記者の著者はさすがプロ。どんな文や文章が分かりやすいのか、その具体的な例を多く挙げています。大変、参考になりました。駆け出しの記者やライターなんかは必読の一冊です。2018/06/26

jun

4
新聞記者による作文教室である。投稿文と添削例を豊富に挙げながら,記者ならではの視点で説く「伝わる文章」を書くコツは,新聞の記事やコラムを読むときのモノサシにもなる。良い文章に出会ったとき,このモノサシを使って「良さ」を言語化してみたくなった。余談だが,取り上げられた投稿文のテーマに,この出版社らしい偏りを感じたのは僕だけだろうか。2019/01/12

のせなーだ

3
主観、客観、事実、体験、見たこと、聞いたこと等。書き手と読み手。書きたいことを言葉で表現するには、ボキャブラリー力だなとか考える。例えば形容詞の貧しさの壁の高さ。。2022/06/12

r

0
自分が考えた過程を全て文章にしない。一つの文の中に指示語が入らない程度に簡潔に。「そのことで」は大抵省ける。「、、、」や!は使わない。感情は読み手に感じさせる。読者は書きたい内容の3割を未知と想定する。同じ言葉を繰り返さない。体言止めは使わない。読み手に解釈を委ねることになってしまう。事実や描写と意見は文を分ける。形容詞はデータにする。ただし、本当に言いたい部分以外に数字を使い過ぎない。二文字の漢字の動詞を使わないようにすることで読みやすくなる。書いた文章の要旨を書き出すと論理の飛躍が見つかる。2022/09/25

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