出版社内容情報
20年前のトラブルを想いながらハノイを歩き、ホーチミンでベトナム人のフォーへのこだわりに触れ、大音量のデタム界隈でアジアのエネルギーに浸かる。カンボジアにも足を延ばし、小さな村の30年を語る。
内容説明
20年前のトラブルを思い出しながらハノイのロンビエン橋を渡る。ホーチミンではベトナム人のフォーへのこだわりに触れ、大音量のデタム界隈でアジアのエネルギーに脱帽。陸路で国境を越えてカンボジアへ。工業団地で変わる村。利権に揺れるアンコールワット…。
目次
第1章 ハノイ―老朽化したロンビエン橋に漂うベトナム戦争のにおい
第2章 フォー―突きつけられる絶対味覚という難問
第3章 デタム界隈―世界一のバックパッカー街のベトナム人たち
第4章 ダラット―歴史のない街の居心地のよさ
第5章 ダラット高原―空間移動した菊農家のベトナム
第6章 ベトナムからカンボジアへ―国境で出合うゆるさを装う狡猾さ
第7章 カンボジアの村―工業団地が村に伝える高度経済成長
第8章 アンコールワット―夕方からは入場無料のカンボジア人世界が広がる
著者等紹介
下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県生まれ。旅行作家。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている
阿部稔哉[アベトシヤ]
1965年岩手県生まれ。フォトグラファー。東京綜合写真専門学校卒業後、「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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