朝日文庫
カワサキ・キッド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618351
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

川崎のコリアン・タウンで、貧しくも懸命に生きていた少年時代──。初めて語る生い立ち、初恋、ジャニーズでの生活、運命の出会いと別れ、父性の芽生えなど、秘話満載の自伝的エッセイ。「ヒガシ」ありのままのモノローグ。

内容説明

川崎での少年時代が「ヒガシ」をつくった。40代になって初めて明かす自身のルーツ、運命の出会いと別れ、ジャニーズでの生活、30年ぶりの故郷再訪で見た原風景―。ちょっぴりせつなく、心あたたまる、秘話満載の自伝的エッセー。文庫版あとがきに「五年後に思う」を加筆。

目次

1 カワサキ・キッド
2 運命のとびら
3 新たな世界で
4 出会いと別れ
5 四十代のキッド
6 帰る場所

著者等紹介

東山紀之[ヒガシヤマノリユキ]
1966年神奈川県生まれ。85年、少年隊として「仮面舞踏会」でレコードデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつこんぐ

36
図書館本。私が子供の頃は歌番組がたくさんあり、少年隊もよく見てました。ヒガシはかっこいいけどクールでとっつきにくいイメージでしたが、最近はバラエティ番組に出てたりしてイメージ変わりました。ジャニーズだからお金持ちの家の子なんだろうと勝手に思ってましたが、かなりの苦労人なんですね。あの環境でグレることなく、親の借金まで返してしまうとはさすがミスター·ストイック。私ももう少し自分に厳しくなろうと思いました。2018/06/12

rena

32
東山紀之さんの特にファンでもなく、ただ女優の奥様のファン だった。この本の記事の評判が良くて気になってて読んでみた。離婚していないお父さん、身体の不自由な祖父を危険な踏切を手を引いてのろのろ渡るときの恐怖、養父への遠慮や受け続けた暴力。コリアンタウンで食事を提供してくれた一家のもてなしで救われたことや彼に流れるロシアの血、一貫して世に蔓延る差別に感じる違和感は、こうした幼少期の有り難い優しさを通じて自然にはぐくまれたのだなと感心。マイケルJとの思い出等など芸能人先輩やおさな友達、出会いを糧にできる人なのだ2017/04/29

みみずく

25
初めて夢中になったアイドルは少年隊で中でもダンスが上手でクールなヒガシが好きだった。しかし、あんなに格好よく余裕があるように踊っていたのに実はとても不器用な性格だったようで驚いた。だからこそたゆまぬ努力をし続けることが自分にとっていかに大事かと記している。たまにニシキにからかわれる毎日の筋トレも、そのひとつのようだ。そんな意外な一面の他、かなり厳しい生い立ちなどが率直に書かれていて、一個人として、芸能人として何か決意することがあったのかなと感じた。(続)2015/08/30

ツキノ

20
ヒガシはかっこいいとは思えど特にファンというけではなく。この本はHONZで麻木久仁子さんが絶賛していたので読んでみた。http://honz.jp/articles/-/41737 なるほど、これはすごい。文章もいいしもちろん内容も。マイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」を聴いて「必殺仕事人」を観てみよう。ジャニーさんのことばがけは天才的(ほんとに「ユー」って言うんだ…都市伝説かと思ってた)。交友関係も愉快。しかしヒガシのプロとしての意気込み、日々の行動、鍛錬は素晴らしい。2015/10/08

12
今まで自分が行ってきた音楽活動のルーツは、ジャンルは全く違えど意外とヒガシなんじゃないかと最近思っています。なんだか自分に近い所も感じましたが、結構サラっとした内容なので、彼のもっと深い部分も知りたいですね。おっさんになっても憧れの方です。2016/04/16

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