出版社内容情報
テレビで大人気の美人内科医である著者。彼女が研修医時代をセキララに描いてベストセラーになった『女医の花道!』。本書は、その研修終了後からの、まさに新人医師時代の葛藤苦難を描いた続編になる。笑えて泣ける感動のエッセイ。
内容説明
知っていそうで意外と知られていない医学の世界。女医から見た男性医師の笑える生態、驚くべき病院の実態、はたまた診察室での驚くべき出来事とは…。ベストセラー『女医の花道!』の著者がジョイ目線で楽しく綴った格闘の日々。笑えてちょっぴり泣けるエッセイ。
目次
2年間の出張先はあみだくじ
研修医修了直後のプータロー
初めての病院は手動式のエレベーター
受付終了直前に来る“ギリギリガールズ”
赤ちゃん&コスプレ先生
“5時からブラザーズ”の圧巻
注射器を箸みたいに持って…
キツすぎるムンテラ
バアリンガルな患者さん
「私を燃やす気かっ!?」〔ほか〕
著者等紹介
おおたわ史絵[オオタワフミエ]
東京の下町出身。医大を卒業後、内科医としてさまざまな人との出会いや臨床経験をもとに1996年9月『週刊朝日』の「デキゴトロジー」でメディアでの活動を開始。現在も、医療の現場にたずさわりながら、テレビ、ラジオ、雑誌、講演会など各方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんさん
1
父、ヨシオがC型肝炎で、50年以上も前に受けた輸血で感染した薬害ウイルス性肝炎で他界したことが書かれている。人が死ぬとき、最期の瞬間にはなんの感情もありはしないと思っていた。肉体よりも一瞬早く、精神だけはその存在を消してしまうんだと決め付けていた。でも、それは違う。違うんだ。人は最期の一秒まで、すべてわかっていてすべて感じている。そして何かを考え、必死で伝えようとすらするんだ。2023/12/15
ゆかり
1
★★★☆☆2017/04/10
ひるあんどん
0
軽妙な語り口で読みやすい。医者のイメージを覆すようなお医者さんの話がたくさん出てきて「こんなこと書いて大丈夫?」と心配になるくらい。 「初めて先生のお顔を真正面から見ました」と言われて反省した、という話と著者が父親を看取った話が印象に残りました。
miaka
0
女医・おおたわ史絵さんの自叙伝エッセイ。 ちょっと口が悪い人ですが、割り切った文章でよく知らない病院の裏側とか、医療制度の事を書いていておもしろいです。中村うさぎのエッセイと同じ感じですね。2015/06/14
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