朝日文庫<br> 英国王冠をかけた恋

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朝日文庫
英国王冠をかけた恋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022617415
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0195

出版社内容情報

1936年、離婚歴のあるアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンと恋に落ちた英国王エドワード八世は、恋のために王冠を捨てた。
なぜエドワード八世はウォリスに惹かれたのか。
王を虜にしたウォリスとは、一体どんな女性だったのか。

「国王に王位を捨てさせたアメリカ女」として世界中から非難されてもなお、王に寄り添い、愛を貫いたウォリスの生き方は多くの女性を魅了してきた。
そして今、ウォリスの生き方に再び注目が集まっている。
2012年11月に日本で公開されるマドンナ監督作品「ウォリスとエドワード」はその一例だ。

第一部ではウォリスとエドワードの物語を、第二部ではエドワード八世とは対照的に、生涯独身を貫いて英国黄金時代を築いた16世紀のエリザベス女王についても取り上げる。
英国王室の変遷を、日英の皇室を取材し続けてきた著者が、独自の視点で読み解く。

内容説明

1936年、二度の離婚歴のあるアメリカ人女性、シンプソン夫人と恋に落ちた英国王エドワード八世は、恋のために王冠を捨てた。一方、生涯独身を貫き英国黄金時代を築いたとされるのが、16世紀のエリザベス女王だ。対照的ながら共に激動に満ちた、二つの英国王室物語。

目次

第1章 王冠をかけた恋―ウィンザー公とシンプソン夫人(まぼろしの恋の博物館;ラジオ放送;ラブレター;ウォリス・シンプソン夫人;皇太子と人妻と ほか)
第2章 恋を捨てた女帝―女王エリザベス一世物語(暗い日々;シーモア事件;エリザベス一世誕生;殺される前に殺す;スペイン無敵艦隊への勝利 ほか)

著者等紹介

渡邉みどり[ワタナベミドリ]
東京都生まれ。ジャーナリスト、文化学園大学客員教授。早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網に入局。1980年、ドキュメント番組「がんばれ太・平・洋・三つ子―十五年の成長記録」で、日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞を受賞。1995年、『愛新覚羅浩の生涯』で日本文芸大賞特別賞受賞。数々の皇室特番を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoriction

17
映画『英国王のスピーチ』の、ジョージ六世の兄であるエドワード八世=ウィンザー公 と、離婚歴のある人妻 アメリカ人女性ウォリス・シンプソン夫人との恋を描く一章と16世紀のエリザベス女王の人生を追う二章。エドワードが王冠を投げ打ってまで恋したウォリス。だが、私はジョージ六世夫妻の方に興味が行ってしまった。チャールズ現皇太子とカミラ夫人は、エドワードとウォリスに重なる。繰り返す歴史、を感じてしまう。マドンナ監督でこの二人の恋がロードショー公開となる。本作はその補佐的作品かな。(2016.06.05.改)2012/10/11

しーまま

3
図書館で見かけてなんとなく読んでみた。なんだか読みにくかったのはなぜでしょう。2013/03/31

駄目男

2
世に言う「王冠を賭けた恋」、王位を捨ててまで恋に生きる。 出来るだろうか。シンプソン夫人が離婚した二人の元夫はまだ存命で、さらに問題をややこしくしているが、王にとって何がそこまで惹きつけたのだろうか。 しかし運命とは解らぬものだ。 もし、父であるジョージ五世がもう暫く存命だったら息子である2人の兄弟の運命も違っていたかも知れない。まさか、大戦勃発の最中ではいくら何でも国王退位とはいくまい。 国の明暗を分ける戦いに突入した訳だし、さすがに国民も今は人妻と恋などしている場合ではないと聞く耳を持たないだろうに。2015/06/25

yuki@おぐ

2
エドワード8世とウォリス・シンプソンの恋を世界を駆け巡る大スキャンダルだったはずだけど、淡々と事実を羅列しているだけで、内容はわかりきっている事だけ。何度も小説や映画になっているから、今更なのかもしれないけど、、それにしても、もうちょっと内容が濃いと期待したんですけどね~第二章のエリザベス1世の方は淡々としているだけに面白かった。何しろ、こちらはもう400年も前の事ですしね。。2012/10/13

0
軌道と軌跡がある家に生まれても合う合わないは必ずある。だが、国王の名の子どもには? 当代の英国国王の少し先には、揺るがすほどの恋があったとは知りませんでした。垣間見れて良かったですし、マドンナ監督の映画も是非、観たいです。 合わせて章にされていた、エリザベス一世の恋愛も触れさせてもらって良かったです。 学者によっては、意見が分かれてしまう統治。映画『エリザベス』を少しずつ観ていると明暗の中の更に暗闇があり、その暗闇を考えさせる一つの資料の入門本にもなりそうです。また、簡潔に分かりやすくそれを述べています。2017/10/19

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